韓経:27年ぶり大統領が出席しない「貿易の日」=韓国

  • 2016年12月6日

ソウル三成洞コエックスで5日に開催された「第53回貿易の日」記念式で、黄教安(ファン・ギョアン)首相(左)がリュ・ファヒョンン・ウィメプ部長に大統領表彰を授与している。

ソウル三成洞(サムソンドン)コエックスで5日に開催された「第53回貿易の日」行事。最高賞の金塔産業勲章や大統領表彰などの授賞者として黄教安(ファン・ギョアン)首相が登場した。昨年まで大統領が授与する賞だったが、今年は「崔順実(チェ・スンシル)国政壟断波紋」の余波で朴槿恵(パク・クネ)大統領が出席しなかった。大統領が「貿易の日」に出席しないのは27年ぶり。

貿易の日は輸出のために世界を飛び回る企業家を激励し、経済成長の治績を対内外に誇示するための行事だ。韓国が初めて輸出1億ドルを達成した1964年11月30日を「輸出の日」に指定して記念したのが最初であり、輸出の日を初めて制定したのは朴大統領の父・朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領だった。2011年12月5日に貿易規模が1兆ドルを突破したことを記念し、翌年に日にちを変更した。

貿易の日の行事に大統領が出席しなかったのは今回が3回目となる。第1回記念式は当初から大統領行事として企画されていなかったうえ、朴正熙元大統領が西ドイツと首脳会談があり、張基栄(チャン・ギヨン)副首相が出席した。翌年からは大統領行事に格上げされ、大統領が出席した。1989年の第26回行事は盧泰愚(ノ・テウ)大統領の海外訪問のため姜英勲(カン・ヨンフン)首相が代わりに出席した。事実上唯一の大統領欠席事例だった。

この日、大統領が出席しなかったうえ、2年連続で貿易規模1兆ドル達成にも失敗し、行事の雰囲気は沈んでいた。今年の貿易規模は11月末基準で8010億ドルだ。

輸出も1957、58年以来58年ぶりに2年連続で減少すると予想される。「輸出1億ドル塔」以上の受賞企業も5年前の129社から55社に減少した。「輸出100億ドル塔」以上の受賞企業はない。

政府と企業・関連機関長など約1300人が出席して開かれた行事で760人の貿易振興有功者が産業勲章・表彰などを受けた。1209社は「輸出の塔」を受賞した。ハンファトータルが「50億ドル塔」で最高賞を受けた。