韓経:韓国ファンドMBK、日本ゴルフ場1位アコーディア・ゴルフ買収へ

  • 2016年11月30日

韓国のプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)MBKパートナーズが日本トップのゴルフ場運営会社アコーディア・ゴルフを株式公開買い付け(TOB)で買収する。買収総額は1兆5600億ウォン(1500億円)にのぼる。日本企業を対象にした韓国企業の過去最大のM&A(合併・買収)となる。

投資銀行(IB)業界によると、MBKパートナーズは東京株式市場で1株1210円(1万2500ウォン)でアコーディア・ゴルフ全株を買い付けるという内容の「公開買い付け」を宣言した。この日のアコーディア・ゴルフの終値(1035円)に約17%の経営権プレミアムを加えた価格だ。6000億ウォン規模の負債を抱えることを勘案すると、買収総額は約1兆5600億ウォンとなる。

アコーディア・ゴルフはゴルフ場43カ所を所有し、93カ所を委託運営している日本最大のゴルフ場運営会社。公開買い付け期間は30日から来年1月18日まで。MBKパートナーズは自社株を除いた発行株式の66.7%に該当する4700万3100株の買い付け下限線に決めた。これに達しなければ公開買い付けを取り消す方針だ。アコーディア・ゴルフ株の大半は最大株主の平和と金融機関が保有している。

MBKパートナーズはアコーディア・ゴルフ株を確保した後、上場廃止にする計画だ。公開買い付けでの買収は、MBKパートナーズが2009年に日本のテーマパーク、ユニバーサルスタジオを買収した当時と同じ方式だ。約2000億ウォン程を投資してユニバーサルスタジオ株を買収した後、上場を廃止した。MBKパートナーズは昨年、米NBCユニバーサルにこれを売却し、1兆ウォン以上の差益が生じた。

MBKパートナーズは昨年中旬からアコーディア・ゴルフ買収を水面下で進めてきた。韓国と中国から日本にゴルフ観光に行く人口が増えるという点を考慮し、韓日中連係ゴルフ事業の成長性を高く評価した。7月にも公開買い付けを検討したが、アコーディア・ゴルフ株が急騰したことで暫定延期した。

アコーディア・ゴルフはグローバル投資銀行ゴールドマンサックスが設立した。ゴールドマンサックスは日本ゴルフ場が経営難で倒産し始めた1990年代初期からゴルフ場を次々と買収した。これらゴルフ場を集めて2006年にアコーディア・ゴルフを設立した。3月決算法人のアコーディア・ゴルフは昨年4月から今年3月までの年間売上高が5200億ウォン、当期純利益580億ウォン。