韓経:中国の規制も…ロッテ免税店「韓流で観光活性化」

  • 2016年11月23日

ロッテ免税店が38億ウォン(約3億6000万円)を投資して流通企業では初めて韓流ドラマを制作した。今後、国内の主要エンターテインメント企業と協約を結び、さまざまな韓流コンテンツを開発することにした。

ロッテ免税店は22日、ソウル松坡洞(ソンパドン)ロッテシネマワールドタワー店で、スマートフォンやパソコンだけで見ることができるウェブドラマ『ファーストキスだけで7回目』の制作発表会を開いた。7人の男性と免税店職員の女主人公の間で生じるストーリーを綴ったものだ。同社の関係者は「ブロックバスターロマンスドラマ」と強調した。

タレントのイ・チョヒが女主人公だ。ロッテ免税店の広報モデルとして活動している韓流スターのチェ・ジウ、イ・ミンホ、イ・ジュンギ、パク・ヘジン、チ・チャンウク、イ・ジョンソク、2PMのオクテギョン、EXOのカイらが出演する。ロッテ免税店はこのドラマのために38億ウォンを投資した。これまでサムスン電子など一部の企業が内部の職員を対象にウェブドラマを制作したことはあるが、放送制作会社でないところが数十億ウォンを投資して韓流ドラマを制作したのはロッテ免税店が初めてとなる。

ロッテ免税店はこの日、ウェブドラマ制作が一回で終わらないようエンターテインメント11社と観光産業活性化業務協約(MOU)を結んだ。国内3大芸能事務所のSM、JYP、YGをはじめ、グロリアス、ナムアクターズ、キーイースト、MYMなどだ。ロッテ免税店はこれら11社とともに韓流コンテンツを持続的に開発し、外国人観光客の誘致に協力することにした。

中国当局が韓国のドラマや広告の放送を禁止したという中国メディアの報道があったが、ロッテ免税店は海外マーケティング活動に韓流を積極的に活用することにした。国内エンターテインメント業界とさまざまなコンテンツを共同制作して韓流に寄与し、韓流モデルを通じて観光客を誘致するということだ。

ロッテ免税店の張善郁(チャン・ソンウク)代表は「外国人観光客の心をつかむには魅力的な韓流コンテンツをさらに強化する必要がある」とし「ロッテ免税店はウェブドラマをはじめとするさまざまな韓流コンテンツを開発し、国内観光産業と経済を活性化するのに最善を尽くす」と述べた。業界ではロッテ免税店が多くの韓流スターを自社のモデルとするため、この点を活用すればコンテンツ市場でも相当なパワーを確保できるとみている。

ロッテ免税店はこのほか、日本や東南アジアの旅行会社20カ所とともにロッテワールドタワーを含む国内のランドマークを訪問する旅行商品も開発する方針だ。