韓経:<インタビュー>「トランプ氏の保護貿易ターゲットは中国…韓国は不安感じる必要ない」(2)

  • 2016年11月14日

--成功した大統領になるためには共和党の協力を受けなければいけない。

「トランプ氏は今回の大統領選挙で約1000万人の新しい共和党支持者を集めて票にした。党の力はついてくるしかない。トランプ氏は初めて借金をせずに大統領になった。お金(選挙資金)だけでなく政治的な借りもない」

--今回の議会選挙で共和党が上院と下院まで掌握したのは1928年以来初めてだと聞いた。

「それだけではない。次期大統領は連邦大法院の判事4人を指名する。上院と下院に続き大法院まで本人の政治的意思を貫徹する強大な権限を持つことになる」

--保護貿易主義が強まれば韓国が打撃を受ける。

「自由貿易で低所得層が恩恵を受けるのは事実だ。しかし雇用が犠牲になる。購買力の増加より雇用の犠牲がさらに大きい」

--韓米自由貿易協定(FTA)も原点から見直すと公約した。

「選挙過程で出た話だ。公約を政策にする過程で強度が弱まり、優先順位でも下がるだろう。ターゲットは中国だ。韓国が不安を感じる必要はない」

--韓国はトランプ氏の人脈探しに追われている。

「国家間の関係で相手を見下ろしてはいけないが、上に見てもいけない。米国人は大統領とあいさつをする時も頭を下げない。パートナーとして対等な位置で会わなければいけない。会ってほしいと求める態度も戦略的に良い接近法ではない」

--米国への依存度が大きい。

「米国も韓国が必要だ。在韓米軍は米国の必要のために駐留させる側面も大きい。ギブアンドテイクの交渉戦略が必要だ」

--安倍首相がトランプ氏に会う計画だと発表した。

「トランプ氏側とコネを作るべきだという話は下にいる人たちの忠誠競争だ。動く前に戦略から立てなければいけない。ただ、その間あまりにも一方に偏っていた外交戦略は綿密な検討が必要だ」