韓経:孫正義ソフトバンク社長「1000億ドルファンド、第4次産業革命に投資」

  • 2016年10月19日

日本ソフトバンクの孫正義社長は18日、「情報革命を進めるが、1つの分野だけではない」と述べた。

孫社長はこの日、日本経済新聞とのインタビューで、サウジアラビア国富ファンドと共同で設立した最大1000億ドル(約10兆3800億円)ファンドの投資対象についてこのように説明した。孫社長は英半導体設計のARMホールディングスを先月240億ポンド(約3兆3000億円)で買収した。これをテコにモノのインターネット(IoT)関連の投資を拡大するとの観測が出ていた。1000億ドルファンドの投資対象が第4次産業革命に関連する人工知能(AI)、ロボット、ビッグデータ、自動運転車など、その分野は多岐にわたることを示唆している。

孫社長はIoT関連の投資について「結果的に(ソフトバンクも投資先も)ウィンーウィンの関係になる」と強調した。続いて「(投資先の)中国アリババ集団の電子商取引の方法を(ソフトバンク子会社の)ヤフー日本に取り込んだ例もある」とし「結果的に新ファンドの投資先からソフトバンクのグループ企業が相乗効果を得られる例はどんどん出てくるだろう」と付け加えた。

孫社長は「ソフトバンクがさらに大きく事業を展開していくうえで、自社資金だけだと規模がどうしても小さくなる」とし「半年ほど前からファンド創設を構想した」と打ち明けた。ソフトバンク自らファンドの運用を管理する計画であることも示唆した。孫社長は「一定金額以上の投資は今回のファンドで優先的にやる」とし「ファンドは我々がゼネラル・パートナー(運営管理者、GP)となるため、投資対象とマネジメントは我々が意思決定する」と述べた。