韓経:「30年のライバル」ホンダ・ヤマハの同盟

  • 2016年10月7日

日本でバイクの需要がピークだった1980年代。バイク市場シェア1、2位企業のホンダとヤマハは当時脚光を浴びていた排気量50cc小型バイクを中心に生産設備を増やし、激しい販売競争を繰り広げた。1年間に数十モデルの新型バイクモデルを投入し、大々的な割引販売をした。業界はこれを「HY戦争」と呼んだ。

しかし競争の余波で両社の在庫は急増し、負債も膨らんだ。ヤマハは1983年に賃金を引き下げた。海外市場に進出しようとしたが、日本のバイク規格にこだわって苦戦したりもした。大学では狭い市場で勝利するために時間を浪費した日本企業の近視眼的な競争の事例に挙げられた。

ライバルだったホンダとヤマハが30余年間の戦争を終え、狭まる内需市場で生き残るため「呉越同舟」に踏み出した。

日本経済新聞は5日、日本バイク市場シェア1、2位企業のホンダとヤマハが内需用スクーターと電動バイクの開発・生産で協力する予定だと報じた。少子高齢化で若者のバイク離れが目立ち、市場が縮小しているからだ。日本バイク市場の販売台数は37万2696台と、バイクの人気がピークだった1980年代の16%水準という。

ホンダとヤマハは排気量50cc小型スクーター生産協力のため詰めの調整に入った。ヤマハは同スクーター約5万台を熊本のホンダ工場で発注者ブランドによる生産(OEM)方式で生産する計画だ。また両社は次世代電動小型スクーターモデルを共同開発することにした。両社は今後数年間は安全規定と排ガス規制が強化されるとみて、こうした課題に対応するために協力することにしたと説明した。フィナンシャルタイムズは競争が激しかった1980年代にはこうした協力は想像もできなかったと伝えた。

両社は内需市場とは違い海外市場では依然として競争を続ける見込みだ。両社の経営陣は「日本市場で協力するということであり、海外ではそのまま競争することになるだろう」と明らかにした。