韓経:「韓国はバイオ産業の大手」…グローバル企業ら松島に集まる

  • 2016年9月30日

韓国が世界バイオ産業で「大手」に浮上しながらグローバル企業が国内に相次いでバイオ教育センターを作っている。サムソンバイオロジクスやセルトリオンなど国内のバイオ企業の要請で人材教育サービスを提供するためだ。センターの設立時期に合わせてグローバル代表が訪韓するなど国内バイオ企業の誘致に積極的に乗り出している。

GEヘルスケアはアジアでは中国上海に続き2番目に仁川松島(インチョン・ソンド)に2232平方メートル規模の「ファスト・トラック・センター(Fast Trak Center)」を来月オープンすると29日発表した。GEヘルスケアはゼネラルエレクトリック(GE)系列の生命工学分野のグローバル企業で昨年は40億ドルを売り上げた。ファスト・トラック・センターはバイオ産業の従事者を対象に生産・品質・工程などバイオ産業全般にわたって専門的な教育をする所だ。このためGEヘルスケアは2020年までに2000万ドル(約20億3000万円)を韓国に投資することにした。

GEヘルスケア・グローバル・ライフサイエンスのキアラン・マーフィー代表は「中国を除いて日本・豪州・東南アジアなどアジア太平洋地域のバイオ人材も松島で教育できることになる」として「年間数百人の専門人材を輩出できると期待する」と話した。彼は「韓国は世界のバイオ医薬品産業で核心的な役割をする」としながら「韓国がバイオの力を強化するために積極的に支援する」とつけ加えた。

ドイツ製薬企業メルク(Merck)も松島にバイオ教育センター「Mラボ」を設立して運営する計画だ。このために来月メルク生命科学部門総括代表であるウディット・バトラ最高経営者(CEO)が訪韓する。ジョンソン・アンド・ジョンソン(J&J)はバイオベンチャー企業創業保育センターである「JLABS」を国内に設立する案を検討中であることが分かった。

グローバル企業が韓国にバイオ教育センターを相次いで開くのは国内のバイオ企業の高級人材の需要が大きくなっているためだ。業界関係者は「規模が大きくなった国内バイオ企業に専門人材の教育の必要性が大きくなるとグローバル企業が先を争って教育センターを開いている」として「それだけ韓国の世界バイオ市場での地位が高まったと解釈できる」と話した。