現代重工業、世界初「船舶2000隻建造」の大記録樹立

  • 2015年5月26日

現代重工業が2000番目に引き渡した米国ダイヤモンドオフショア社のドリルシップ「オーシャン・ブラックライオン号」。(写真=現代重工業提供)

現代重工業が、世界の造船企業の中で初めて船舶2000隻を引き渡すという新たな歴史を刻んだ。船舶2000隻を一列に並べるとソウルから済州島まで続く。

現代重工業は22日、蔚山(ウルサン)本社でドリルシップ「オーシャン・ブラックライオン(Ocean Blacklion)」を米国ダイヤモンドオフショア社に引き渡した。この船舶は長さ229メートルで幅は36メートルだ。最大12キロまでボーリングできる。価格は6億500万ドル(約7090億ウォン)だ。

現代重工業がこれまでに引き渡した船舶2000隻をトン数に換算すれば1億2600万GT(総トン数、gross tonnage)だ。これは昨年、全世界で建造された船舶総トン数(6380万GT)の2倍水準だ。2000隻を列に並べると約600キロの長さになる。これはソウルから済州島(チェジュド)までの直線距離よりも長い。

船種別ではコンテナ船583隻、タンカー(液体貨物を運ぶ船舶)が379隻。タンカーのうち147隻は超大型原油運搬船だ。国家別ではギリシャに254隻引き渡した。これまで51カ国308の船主会社が現代重工業から船舶を引き渡された。

現代重工業は1972年、閑静な漁村だった蔚山尾浦(ミポ)湾に造船所の建設を始めて2年後の1974年に竣工した。同年ギリシャの船主リバノスロから受注した26万6000トン級の超大型原油運搬船を建造した。この船舶が現代重工業の引き渡し第1号であるアトランティックバロン号だ。故・鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ名誉会長が造船所の完工前に受注に成功したエピソードでも知られる。第1号船舶を建造して約41年後に第2000号の船舶建造に成功したのだ。

現代重工業は創立10年が過ぎた1983年に受注・建造量基準で世界1位の造船企業に浮上した。その後2002年、世界で初めて船舶引き渡し1000隻の記録を打ち立てた。2012年には船舶引き渡し1億GTを世界で初めて達成した。

崔吉善(チェ・ギルソン)現代重工業会長は「船舶2000隻は造船の歴史が100年を超える日本や欧州にもないこと」としながら「絶え間ない革新と工法改善を通じて世界トップの座を強固に守っていく」と話した。