韓経:【社説】慶州地震に対する反核団体の驚くべき迅速なキャンペーン

  • 2016年9月15日

慶州で地震が発生するとすぐに83団体で構成されたいわゆる「核なき社会のための共同行動」が「原子力発電所は危険だ。老朽化した原子力発電所を閉鎖し、新規の建設を中断せよ」と要求してきたのを見て、本当にすごい人たちだという気がした。マグニチュード5.8の強震で、国民がただでさえ不安感を抱いていた真夜中に、まるで待っていたかのように反原発キャンペーンを行うという驚くべき迅速性のことだ。原発が地震に備えた事前マニュアルどおりに対応しているのに、あえて恐怖感を増幅させる真意が何なのかも疑わしい。

これらの反核団体が国内の原発がマグニチュード6.5~7.0まで耐えられるよう耐震設計されているという点を知らないはずがない。しかも韓国水力原子力は「地震の行動マニュアル」によって危機警報を発令し手続きにともなう対応に突入したと明らかにした。月城(ウォルソン)1・2・3・4号機の追加の精密安全点検のために発電所を次々に手動停止したのもそのような手続きにともなう措置だった。それでも反核団体は地震発生地域が月城原発からわずか27キロ離れた場所だとして恐怖感をあおっている。原子力安全委員会でさえ信じられないと追い込んで何をどうしろというのか。

北朝鮮の核爆弾実験に対しては、これらの団体の中できわめて一部だけが、それも極めて中途半端な反対声明を出しただけだった。反核団体が深夜にこのように速かに皆で固く団結して反原発運動に突入することに、ただただ驚くばかりだ。福島原発問題にもかかわらず再び原発を建設することにした日本は愚かだから原発を再開しているというのか。もっとも日本での反核活動ですでに名声の高い(?)韓国の反核団体も多い。

地震の安全対策は言うまでもなく重要だ。だが大げさに騒いだり非科学的かつ末梢的な反応を見せたりするのは警戒しなければならない。日本人たちが見せるように冷静かつ体系的で合理的な対処が求められる。