韓経:中国が「航空崛起」加速…国営の航空機エンジングループ設立

  • 2016年8月30日

中国が航空機エンジンの開発を担当する国有企業の中国航空エンジングループを設立した。航空機製造技術の独立に向けた中国の「航空崛起」が加速しているという分析が出ている。

29日の中国国営新華社通信によると、中国航空エンジングループは28日、北京で馬凱国務院副首相、王勇国務委員など政府と軍の幹部、研究機関代表らが出席した中、発足式を開いた。

同社は中国政府と国有企業の中国航空工業グループ(AVIC)、中国商用航空機(COMAC)などが資本金500億元(約7600億円)を投入して設立し、民間航空機と戦闘機に搭載するエンジンを独自の技術で開発することを目標にしている。中国政府は中国航空エンジングループを設立し、中国各企業に分散していた航空機エンジン事業部門を統合した。AVIC航空エンジン公司、AVIC航空エンジンコントロールズなど上場企業3社も中国航空エンジングループが吸収合併した。

中国の習近平国家主席は発足式に送ったメッセージで「今後、独自の技術で航空機エンジンとガスタービンを製造・生産することに注力し、航空強国の建設に向けて不断の努力をしてほしい」と伝えた。

中国はその間、航空産業を国家戦略産業の一つとして集中育成してきたが、核心部品といえる航空機エンジンは海外技術に依存してきた。中国が独自開発中の最初の民間航空機「C919」は、米ゼネラルエレクトリック(GE)と仏サフランが設立した合弁会社CFMインターナショナルのエンジンを使用する。戦闘機はロシア産エンジンを主に採択している。