韓経:人件費の負担が高まる中国、「ロボット」投入増える

  • 2016年8月18日

人件費の上昇で競争力が低下している中国製造業者のロボット依存度が高まっている。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は中国製造業者が価格競争力を維持するため、製品生産ラインへのロボット投入を増やしていると16日(現地時間)報じた。

コンピューター製造企業デルとレノボに納品する携帯用コンピューター(ラップトップ)を組み立てる蘇州ビクトリーは2年前からロボット投資を増やしている。同社はドイツ産業用ロボット製作会社クカ(Kuka)から今年も160台のロボットを購入することにした。

その間、ロボットを生産ラインに活用してきた業種は重工業が中心だったが、家電製品などの製造業や衣類業に拡散している。ロボットが小さな部品まで組み立て可能になるほど発展し、繊細な技術が必要な業種にも使用されている。

WSJは中国製造業者がロボット依存度を高めるのは人件費上昇と労働力不足のためだと分析した。ボストンコンサルティンググループによると、中国勤労者の賃金は2000年の米国勤労者の30%水準だったが、昨年は64%まで上昇した。