韓経:中国人観光客、韓国新進デザイナーのブランド求める…デパートもこれに合わせて変身中(1)

  • 2016年8月3日

ソウル狎鴎亭洞(アプクジョンドン)ギャラリア百貨店本店名品館3階の正面。昨年まで大企業の衣類ブランドの売り場があった場所だ。しかし今はYOHANIX、pushBUTTON、JOHNNY HATES JAZZなど馴染みが薄いブランドが並んでいる。すべて韓国の新進デザイナーのブランドだ。ギャラリアだけでない。他のデパートも名品館、女性館に新進デザイナーを誘致している。危機のファッション業界を支える期待株として若いデザイナーのブランドが浮上している。

◆変わるデパートの風景

デパートが新進デザイナーに注目する最も大きな理由は中国人観光客のためだ。YOHANIX、YY YUNA YANG、IISEなどは海外で先に名前が知られた後、国内に入ってきたブランドだ。韓国を訪問した中国人観光客もデパートに行けばこのブランドを探す。デパートの全体売上高で中国人観光客が占める比率は5%ほどだが、ファッション売り場では20%にのぼる。Kファッションの長期顧客となる若い中国人観光客が新進デザイナーのブランドの服を買っていく。

中国人観光客の力はデパートの風景も変えている。インテリア費用、販売員などを支援し、新進デザイナーの育成に乗り出している。ハンファギャラリアは訪問客が増えると、4月に新進デザイナー編集ショップ(GDS=複数のブランドを1カ所に集めた店)を拡大した。上りのエスカレーターの正面もGDSが位置する。同じ月、GDSの隣にも新進デザイナーのブランドのポップアップストアが登場した。2014年に11件だったGDS入店ブランドは最近16件に増えた。ギャラリア百貨店の関係者は「新進デザイナーのブランドが入店すればデパートのイメージが若返る効果がある」とし「最近、中国人観光客の間で噂が広まり、売り場を拡張した」と説明した。