韓経:中国人観光客、韓国新進デザイナーのブランド求める…デパートもこれに合わせて変身中(2)

  • 2016年8月3日

◆中国Y世代を狙う

GDS売り場で会ったスクイェンさん(27)はブランドのために来たという。理由を尋ねると、「クールだから」と答えた。専門家は中国の1980-1990年代生まれの「Y世代」が主な消費層に浮上し、韓国デザイナーのブランドに関心が高まっていると見ている。LG経済研究院は2月に出した報告書で「中国のY世代はグッチやルイ・ヴィトンなど一律的な名品より、新しいスタイルとブランドを好む」と説明した。

新進デザイナーがKファッションの主役に浮上する可能性はすでに海外に表れていた。昨年のニューヨークファッションウィークで韓国の新進デザイナーのファッションショー「コンセプトコリア」が開かれた。当時、デザイナーの売り上げは平均2億ウォン(約1800万円)ほどだった。2010年のこの行事ではほとんど売り上げがなかった。

ギャラリアだけでなくロッテ百貨店も新進デザイナーを誘致している。4月にソウル小公洞(ソゴンドン)本店2階に新進デザイナーブランド編集ショップ「スペース5.1」をオープンした。ARCHE reveなどの19件のブランドがここに入っている。新世界百貨店も2012年からポップアップストア方式で新進デザイナーのブランドを紹介している。

◆危機のファッション業界に新たな期待株

新進デザイナーが注目されるのは国内ファッション業界の危機と関連している。サムスン物産、LFなど大企業はブランドを整理して流通網を縮小し、規模を縮小している。国内の需要が増えず、海外進出も進まないからだ。国内需要の冷え込みで国産ブランドは次々と法定管理に入ったり、買収・合併市場に売りに出されている。カジュアルブランド「Feltics」の運営会社は会社の売却を決めた。国内市場でも苦戦する企業が「ファッション韓流」を推進する余力はないという声が出る理由だ。