韓経:【社説】大宇建設CEO、この局面で再び天下りなのか=韓国

  • 2016年7月22日

産業銀行が大株主である大宇(デウ)建設の新CEO選任過程が見苦しい姿だ。社長推薦委員会が数日前に最終候補2人のうち1人をCEOに選定する計画だったが、論議の末に再び延ばされた。熟慮期間を持つことにしたとも推察できるが、天下り人事説、政治家介入説などあらゆる論議がふくらみながら決定を先送りしたという分析が多い。面接点数が最も低い人が選ばれるというようなデマまで出回っている。

その間にあふれ出た論議だけでも国策銀行が大株主である「持ち主のいない会社」の典型的な人事問題がすべてあらわれたといっても過言ではない。国内住宅供給1位、施工能力3位に総資産と年間売り上げだけでそれぞれ10兆ウォン(9300億円)に達する企業のCEO選任過程が、どうしたらこのようになるのかと閉口するほどだ。大宇建設が内部出身の中から公募でEOを挙げて複数候補を選定した状態で、産業銀行が突然外部の人を含めることを指示してから有力政治家の介入説が広がった。その後、再公募の末に支援者32人中候補群5人に絞られたが特定人物が任命されるという天下り説によって候補者ごとに政界のつながりが強引に押し通そうとしたということだ。

紆余曲折の末に2人の最終候補が選ばれたが、脱落候補者らの終盤の逆転に外部出身の要人はダメだという労組の横やりまで続いたという。要するにこの2カ月間、大宇建設のCEO選任過程はドラマの中の低質経営をそのまま移してきたという程度だ。このような形ならば誰がCEOになっても事を正しくすることはできない。今後、現代(ヒョンデ)商船・大宇造船などほかの出資企業のCEOもまともに座らせることができるだろうか。構造調整は水の泡となり、企業の不健全化は時間の問題だ。人事の混線があちこちで問題だ。