韓経:日本最大ゴルフ企業、韓国MBKが買収へ

  • 2016年7月21日

国内最大私募ファンド(PEF)のMBKパートナーズが日本でゴルフ場136カ所を運営するアコーディア・ゴルフを約1600億円で買収する計画を進めている。アコーディア・ゴルフはゴルフ場43カ所を所有し、93カ所を委託運営するリゾート企業。取引が成立すれば日本企業を相手にした韓国企業の過去最大のM&A(企業の合併・買収)となる見込みだ。

投資銀行(IB)業界によると、最近、MBKパートナーズはアコーディア・ゴルフ買収のために資金4000億ウォン(約375億円)以上を準備した中、現地金融市場からの資金調達を進めている。MBKパートナーズは経営権確保のために筆頭株主などと交渉中だが、具体的な買収経路は明らかにしなかった。東京証券市場に上場されたアコーディア・ゴルフの20日基準の時価総額は1020億円にのぼる。

アコーディア・ゴルフはグローバル投資銀行のゴールドマンサックスが2006年に設立した。ゴールドマンサックスは日本のゴルフ場が経営難で倒産し始めた1990年代初期からゴルフ場を持続的に買収してきた。2000年代初期だけで30カ所ほどのゴルフ場を買収した。2006年にはこのゴルフ場を集めて現在のアコーディア・ゴルフを設立した。

日本国内およそ2400カ所のゴルフ場のうちアコーディア・ゴルフが運営するところは136カ所で、シェアは約5%。保有するゴルフ場の多くがゴルフ人口が多い大都市付近にある。年間合計利用客数は約800万人。3月決算法人の同社は昨年4月から今年3月まで年間売上高が5200億ウォン、当期純利益は580億ウォンだった。売上高は前年度比9.2%ほど減少した。計6000億ウォンを投資したゴールドマンサックスは企業公開過程で1兆ウォンほどの差益を出したという。

MBKパートナーズはアコーディア・ゴルフ買収に、2013年に3兆ウォン規模で設立した3号ファンドを活用する計画だ。MBKパートナーズ3号ファンドは、ホームプラス、ING生命、斗山インフラコア工作機械事業部などを買収している。予想買収資金1600億円の半分はみずほ銀行などから買収融資で調達する。

IB業界の関係者は「アコーディア・ゴルフはローンスターが投資して売却したPGMゴルフグループとともに日本ゴルフチェーンの二大山脈」とし「MBKパートナーズは中国のゴルフ人口が増え、日本を訪問する韓国のゴルフ観光客が増えるという点に注目し、韓日中を連係したゴルフ事業を構想しているとみられる」と述べた。

MBKパートナーズがアコーディア・ゴルフ買収に成功すれば、日本企業を相手にした韓国企業のM&A史上最大金額となる。同時に今年のPEFの取引の中でも最も大きな規模になると予想される。今年のPEFの最大M&AはMBKパートナーズが年初に買収した斗山インフラコア工作機械事業部(1兆1308億ウォン)だった。