韓国の経常収支、38カ月連続の黒字…輸出より輸入の減少大きく

  • 2015年6月3日

韓国の経常黒字が過去最長の38カ月連続となった。輸出額と輸入額が同時に減少する中、輸入額がより多く減る「不況型黒字」という分析だ。

韓国銀行(韓銀)は2日、「4月の暫定経常収支は81億4000万ドルの黒字」と発表した。黒字額は前年同月(71億6000万ドル)比で13.7%増えた。経常黒字は2012年3月以来38カ月連続。1986年6月から1989年7月まで続いた過去最長の連続黒字期間に並んだ。

経常収支構成項目では、輸出額と輸入額の差を意味する貿易黒字(125億6000万ドル)が前年比で17.9%増えた。月単位の貿易黒字では過去最大となる。輸出より輸入の減少が大きかったからだ。4月の輸出額は前年同月(567億2000万ドル)比11.2%減の503億8000万ドル、輸入額は前年同月(460億7000万ドル)比17.9%減の378億2000万ドルだった。国内の消費需要減少で輸入が減少し、経常黒字が続く「不況型黒字」という分析が出てくる理由だ。

韓銀は不況型黒字という指摘に対して否定的な意見を出した。パク・スンファン韓銀金融統計部長は「輸出額と輸入額が減少したが、物量基準では4月の輸出・輸入ともに前年同月比でそれぞれ1.2%、1.9%増加した」とし「前年同月比で40%以上下落したドバイ原油価格のために輸出額と輸入額が減少した」と反論した。