韓経:ウォン、海外で初の直接取引…「国際化の試験台」

  • 2016年6月28日

韓国のウォンと中国の人民元の間で初めての域外直接取引が27日、中国上海の外国為替市場で始まった。取引は活発だった。2つの通貨間の取引量は上海外国為替市場で直取引された16通貨の中で2位になったと推算された。

この日午前9時15分頃(現地時間)、中国人民銀行傘下の外国為替交易センター(CFETS)がウォンと人民元の間の基準為替レートを1元=176.31ウォンと告示した。午前9時30分になるとすぐに参加銀行が本格的に取引に参入した。中国の5大国有商業銀行である工商銀行・中国銀行・農業銀行・建設銀行・交通銀行などが活発に売り買いの言い値を提示した。

最初の取引は韓国のウリィ銀行中国法人と中国工商銀行・中国銀行間で締結された。ウリィ銀行がこれら2つの中国系銀行と締結した金額はそれぞれ3000万人民元(約53億ウォン)。CFETSが告示した基準為替レートから出発したウォン・人民元の為替レートは開場直後に上昇(ウォン安)し始めて午前1時に基準為替レートに比べ1.66%上がった1元=179.24ウォンまで進んだ。この日ウォン・人民元の為替レートは正規市場締め切り時間である午後4時30分に基準価比0.73%上昇の1元=177.60ウォンで締め切った。ウォンを人民元に両替しようとする需要のほうが多かったという意味だ。

ウォン・人民元の直接取引市場の清算銀行の1つであるウリィ銀行中国法人は上海ウォン・人民元の直接取引市場の初日の取引規模が約1億ドルに達したと暫定推算した。

上海外国為替市場でウォン・人民元の直接取引が始まるにつれウォンもCFETSの人民元為替レート指数を算定する通貨バスケットに含まれるものと予想されている。CFETSの人民元為替レート指数は人民銀行が昨年12月に初めて公表した。人民銀行はこの指数を基準に人民元の為替レートを管理している。韓国のウォンはCFETS通貨バスケットで10%程度を占めると専門家たちは予想している。