韓経:米国「張勝和WTO上級委員再任反対の立場、覆らない」

  • 2016年6月17日

米国政府が張勝和(チャン・スンファ)世界貿易機関(WTO)上級委員(ソウル大法学専門大学院教授)再任反対決定を維持する意向を明らかにした。

米国政府の関係者は16日、韓国経済新聞の記者に対し、「張委員が参加した過去数年間のWTO上訴機構の判決を綿密に検討した結果、再任に賛成できないと判断した」とし「再任不可決定が覆る可能性は(事実上)ない」と述べた。

また「WTO上訴機構が紛争解決という本来の任務に忠実であるより、加盟国が委任した権限の範囲を越える行動をしている」とし「米国の張委員再任反対は、彼が韓国人であるためだけではない」と説明した。

トランプ米共和党大統領候補らが提起した韓米自由貿易協定(FTA)再交渉論については「米国・韓国ともにFTAを通じて貿易・投資などで大きい恩恵を受けている」とし「こうした成果を(FTA再交渉で)戻すのは想像しにくい」と一蹴した。

張委員が再任するかどうかは22日にスイス・ジュネーブで開かれるWTO紛争解決機構(DSB)定例会議で決まる見込みだ。