韓経:「韓国ゲームは今も有望、東南アジア市場で勝算ある」

  • 2016年6月15日

「韓国ゲーム産業の見通しは良くないというのは国内市場だけの見方だ。中国だけでなく東南アジア市場で韓国ゲーム会社に機会が開かれている」。

中国ゲーム会社の浮上で韓国ゲーム産業の競争力に対する懸念が出ているが、ユ・スンウンKキューブベンチャーズ代表は「韓国ゲーム産業の未来は明るい」という。ユ代表は「韓国モバイルゲームがもう一度アジア市場を掌握する日が来るだろう」とも語った。

Kキューブベンチャーズは韓国国内でゲーム分野のスタートアップ(新生ベンチャー企業)に最も攻撃的に投資するベンチャーキャピタル(VC)だ。年初に300億ウォン(約27億円)規模のカカオ成長分け合いゲームファンドを設立し、ココモ、V8などに投資した。

海外市場では多様なジャンルのゲームに対する需要があり、韓国の中小ゲーム開発会社にチャンスがあると、ユ代表は強調した。ユ代表は「国内市場はアクション役割遂行ゲーム(RPG)中心だが、海外ではカジュアルゲームなど多様な分野のゲームが人気」と伝えた。

1998年にLGテレコムに入社して社会生活を始めたユ代表は、CJ創業投資会社、ソフトバンクベンチャーズを経て昨年5月にKキューブベンチャーズに合流した。9月にイム・ジフン代表に代わって代表に就任した。

ユ代表はKキューブベンチャーズの特徴について「創業3年未満の初期企業への投資比率が高い」と強調した。ユ代表の言葉のように2012年3月に設立されたKキューブベンチャーズはその間、65社に投資したが、うち95%が創業3年未満のスタートアップだった。1年未満の企業も75%にのぼる。

投資した会社の中ではゲーム会社ネプチューンが株式市場に上場し、ドゥナムはカカオに買収されるなど、投資資金の回収が進んでいる。ユ代表は「モバイル分野のサービス、技術企業、ゲーム会社の3つの分野が主な投資対象」と説明した。

ユ代表はO2O(オンライン・ツー・オフライン)、人工知能(AI)、バーチャルリアリティー(VR)など最近浮上している情報技術(IT)分野の事業領域でまだ多くの有望な企業が登場する可能性があると期待している。ユ代表は「韓国は未開拓事業分野が多く、創業の見通しが非常に明るい」とし「多くの創業会社のうち共に成長できる良い会社を草創期に見つけ出すのが我々の任務」と述べた。