韓経:「中国経済、今後数年間でL字型」

  • 2016年5月11日

中国共産党の機関紙である人民日報が中国の経済成長率は今後数年間で「L字型曲線」を描くと見通した。人民日報のこうした展望は中国政府の経済政策の焦点が景気浮揚から構造改革に再び移動していることを示唆しているという評価だ。

人民日報は9日付の新聞の1面と2面に、匿名の「権威ある要人」へのインタビュー形式の記事を掲載した。この要人は「微弱な需要と供給過剰現象は当分続くために中国経済の急な反騰を期待するのは現実的ではない」として「中国の経済成長率は今後数年間で『L字型曲線』を描くだろう」と話した。彼は引き続き「負債拡大を通じて景気を浮揚するのは空中で木を育てるようなものだ」として「過度な負債は金融危機につながりかねない」と警告した。

彼は1-3月期の中国の経済成長率が6.7%を記録しながら比較的善戦したという評価が出てくることについても「中国経済の矛盾は1-3月期に緩和されず、むしろ新しい問題点が生じた」として「1-3月期に中国経済が良いスタートを切ったと見るのは難しい」と診断した。サウスチャイナモーニングポストは人民日報の記事内容の中で相当部分は李克強首相が主導した経済政策を批判する見解が含まれているという点で、習近平国家主席の意志が反映された可能性が高いと分析した。

李首相は今年に入ってから銀行圏の融資拡大を通した景気浮揚を図ってきた。このため一部では中国経済が「V字型」の反騰をするだろうという見通しを提示した。瀋建光みずほ証券首席エコノミストは「人民日報の記事は中国政府の経済政策が過度な景気浮揚を自制して経済改革に集中する側に変化するものだと示唆している」と解説した。