韓経:財布閉じた家計…消費性向「史上最低」=韓国

  • 2016年5月9日

韓国の家計消費の停滞が続きながら昨年の平均消費性向が全国1人以上世帯の統計作成以来最低値を記録したことが分かった。

現代経済研究院が8日発表した「平均消費性向変動の寄与要因の分解と示唆点」報告書によれば昨年の平均消費性向は72.4%で、前年対比で1.2ポイント下がった。平均消費性向というのは可処分所得のうち消費支出額が占める割合だ。

平均消費性向は2006~2011年まで77%前後を維持していたが、2012年(74.7%)から急減し始めた。2013年と2014年にはそれぞれ73.7%、73.6%を記録した。

平均消費性向の上昇に大きく寄与した主な品目を見ると、実際の住居費(0.61ポイント)と自動車購入(0.53ポイント)、通信装備(0.52ポイント)、団体旅行費(0.34ポイント)、保険(0.20ポイント)、文化サービス(0.16ポイント)などだった。

一方、平均消費性向を低くした品目を見ると運送機構燃料費(マイナス0.79ポイント)と燃料費(マイナス0.65ポイント)など石油類関連品目の支出が主なものだった。

現代経済研究院のキム・チョング研究委員は「家計の住居費と家計負債負担などを緩和するための中長期的な対策が必要だ」として「未来の不確実性のために冷え込んだ消費心理を刺激できる政策を続けて推進しなければならない」と話した。