韓経:安倍首相、追加の金融緩和の代わりに財政投入

  • 2016年5月4日

日本の安倍晋三首相が追加の金融緩和を保留した日本銀行に代わって景気を浮揚させるために積極的な財政支出の拡大に乗り出す。主要7カ国(G7)首脳会議の参加国を回ってグローバル景気回復のための財政投資拡大に参加することを訴えた。

3日、日本経済新聞などによれば安倍首相は2日にフランソワ・オランド仏大統領、マッテオ・レンツィ伊首相と相次いで首脳会談を行って起動的な財政投入と構造改革の加速化の必要性を議論した。安倍首相はこの日ベルギーに移動したのに続きドイツ、英国を相次いで訪問する。26~27日に日本の伊勢志摩で開かれるG7首脳会議の議題を調整するための欧州歴訪だ。

安倍首相はG7首脳会議でグローバル景気鈍化の克服のために財政支出拡大を議題に上げて国際共助を引き出す計画だ。日本政府はすでに景気浮揚策の検討に入ってG7首脳会議を前後して追加の補正予算編成と消費浮揚などの経済対策を発表する方針だ。

だがフランス、イタリアとは違い英国やドイツは積極的な財政支出の拡大に慎重な姿勢のため、G7内の共助を引き出しにくいという観測も出てくる。ドイツと英国は今年の財政赤字を国内総生産(GDP)の3%以内に抑制しようという欧州連合(EU)の財政規定の遵守を強調している。

この日の円の為替レートは1年6カ月ぶりに1ドル=105円台まで進み、よどみない円高ドル安傾向を継続した。