韓経:日本・中国とも手を握った豪州…韓国、FTA効果半減

  • 2016年5月2日

韓国は豪州の主な貿易国の1つだ。中国や日本に続き豪州の3番目の輸出国だ。韓国は豪州に工業製品を、豪州は韓国に原材料を主に輸出している。

韓国と豪州間の自由貿易協定(FTA)は2014年12月12日に正式発効されて昨年1月から第2次関税引き下げに入った。だが韓国と競争関係である日本が昨年1月15日、中国が昨年12月20日にそれぞれ豪州とのFTAを発効しながら韓国・豪州間のFTA効果は半減している。FTAの関税引き下げによる利点が相殺されたためだ。豪州と日本が参加する環太平洋経済連携協定(TPP)も昨年10月に妥結した。

昨年の韓国の輸出額は108億3900万ドル(約12兆3618億ウォン)で2014年(102億8300万ドル)に比べ5.4%増加した。産業通商資源部の関係者は「昨年の韓国の輸出実績が低調な状況の中、豪州はFTAを結んだおかげでそれなりに輸出額が増加した結果を見せた」として「競争が激しくなる国際交易の状況を考慮すれば、豪州とFTAを結んでいなかったら状況はさらに悪くなっただろう」と説明した。

最近の豪州の製造業停滞も韓国の輸出前線に警告音を鳴らしている。豪州の製造業者は1時間あたり17.92豪ドル(約1万5600ウォン)で世界最高水準の人件費負担に耐えられず相次いで閉鎖している。豪州内のGM-ホールデン、トヨタ、フォードなど3大グローバル完成車企業の製造工場は来年までに全て撤退することにした。豪州で生産した完成車や近隣のタイなどから持ちこむ輸入車の価格が似ており競争力がないからだ。