韓経:【社説】「IoT特別市大邱」 アジア超え世界にそびえ立つことを…

  • 2016年4月29日

本格的な地域競争の時代だ。「メガシティ」が主導する地域競争の巨大な波は、国境を跳び越える。企業を誘致して人口を確保し、技術開発に先んじるために都市のすべての力が総動員される。都市の競争力は国家の競争力であり都市の革新は国家の未来だ。上海・北京・東京・香港と競争するのはソウル・首都圏だけではない。創造の熱望が全方向に積み重なり革新の努力が最大化される時、地域競争を先導する韓国の大都市は世界の特別市としていつでも飛躍できる。

「モノのインターネット(IoT)特別市」として新たに乗り出す大邱(テグ)に注目する理由だ。しばらく成長が停滞していた「伝統の都市」が「スマートシティ」に変貌することを応援する背景だ。今日、韓国経済新聞と韓国経済TVが大邱市・大邱商工会議所とともに開く「大邱革新ブランド戦略カンファレンス」は、IoT特別市として雄飛する未来の大邱に向けた意味ある礎になることは間違いない。

これまで短くない停滞を体験してきた大邱だ。韓国の主力産業が繊維から電子・自動車・化学・鉄鋼などへと拡大する過程で機敏な未来対応戦略が不足した。政治過剰の韓国社会で「保守」というイメージの弊害もないわけではなかった。そんな大邱が創造経済革新センターのスタート地という強みを積極的に活用して、グローバル創造革新都市として再び立ち上がろうとしているのだ。スタートアップ・ベンチャー企業を破格的に育成して創業クラスター構築に拍車を加え、創業生態系の造成にも積極的だ。このような変革は安全・交通・エネルギー・医療など大邱が強みのある分野だと自負している都市インフラ産業の効率性を高めてスマートシティ構築を繰り上げるだろう。

進むべき方向は明らかだ。2015年雇用増加率全国1位、世界水フォーラム開催、中国医療観光客の増加、国家産業団地の入居競争のような成果が見せているそのままだ。国内唯一の自律走行車試験場を基盤とした自動車産業テストベッド戦略、医療情報の技術開発、再生可能エネルギーのインフラ構築など大邱市の発展プログラムはIoTハブとしての雄飛を担保するに値する。SKテレコム・サムスン電子などのIT企業も加勢した。選択にともなう総力の集中だけが残った。「IoT大邱」がアジアを越えて世界の特別市としてそびえ立つことを祈る。