韓経:「一日83億ウォンの損失でも安全最優先」…現代重工業、自主的に24時間作業中断

  • 2016年4月21日

現代(ヒョンデ)重工業が、社内で安全事故による従業員の死亡が相次いだことから20日、一日作業を全面的に中断して全事業所の安全点検に乗り出した。

1972年の創業以来、産業災害死亡事故で会社が自ら作業を全面中断するのは初めてだ。現代重工業では今月に入ってから11日と18・19日に元請け従業員1人と協力企業の従業員2人の計3人がリフト車にひかれたり、はしご車の作業台に挟まれたりして死亡した。先月19日と2月20日にも協力企業と元請け従業員ら2人が亡くなった。

現代重工業はこの日、役員一同の名義で印刷物を出して一日作業全面中断と共に、全社的な安全大討論会を開くと明らかにした。会社は作業中断にともなう一日休業により人件費だけで83億ウォン相当が発生し、生産工程の遅延損失まで含めるとさらに大きな費用がかかると推算した。

会社は社内で重大災害発生時の該当事業本部の成果評価を1等級引き下げ、担当役員に関連責任を厳重に問うことにした。

最高経営責任者(CEO)や事業代表はもちろん設計・支援部署など非生産部署の役員と部署長の現場安全活動も拡大施行する。安全部門を事業代表の直属組織に改編し、安全に対する監査と懲罰権も強化することにした。各事業本部は部署別に次期部署長の後継者を安全責任者に任命して安全活動を強力に推進する計画だ。

会社は協力会社別に安全管理専門担当者を配置して安全認証の獲得を義務化する一方、重大災害が発生した協力会社に対しては契約解除など強力な制裁をすることにした。現代重工業の関係者は「再びこのような不幸なことが起きないように安全対策を樹立して、安全な仕事現場にするために会社の全力を集中させる」と話した。