韓国、中国工業製品市場でシェア減少

  • 2015年6月15日

韓国が中国市場で苦戦していることが分かった。上海など大都市で振るわず、中国内需用工業製品市場で韓国のシェアが減少した。

韓国貿易協会は14日、報告書「中国の内需用工業製品輸入市場研究」で、昨年の中国内需用工業製品市場で韓国のシェアが10.6%だったと明らかにした。これは2013年比で0.4ポイント減、グローバル金融危機以前の2007年比で0.6ポイント減。中国が内需用として輸入する工業製品のうち中国現地生産が多い自動車を除いて分析した結果だ。韓国のシェア順位は3位と、2013年と同じだった。

中国内需用工業製品市場でトップの日本のシェアも2013年の14.5%から昨年は13.9%に減少した。一方、シェア2位のドイツは2013年の12.8%から昨年は13.6%と、0.8ポイント上昇した。同じ期間、台湾のシェアは0.7ポイント増、英国は0.3ポイント増となった。

韓国は大都市の上海や浙江省でシェアが減少した。韓国は2013年、上海市場でシェア4位だったが、昨年は6位に落ち、浙江省でも2位から3位に落ちた。中西部内陸の12省のうち5省では10位圏から外れた。ただ、南京がある江蘇省と青島がある山東省などでは1位となり、中部の河南省(11位→5位)、チベット(12位→5位)では躍進した。

内需用と輸出用を合わせた工業製品輸入市場全体では、韓国は昨年14.4%のシェアで、日本(12.2%)を抑えて1位を維持した。依然として韓国が中国に石油化学製品など中間材を輸出しているからだ。農水産物を含む中国輸入市場全体でも韓国は昨年10.1%のシェアで1位を守った。

チャン・サンシク貿易協会研究委員は「中国が内需用として使うために輸入する工業製品規模が大きく増えている」とし「韓国が輸出を増やすには中国内需市場に力を注ぐ必要がある」と強調した。