韓経:「韓国ウェブトゥーン、フランス『マンガ』市場を浸食する」

  • 2016年4月8日

韓国の元祖ウェブトゥーンが投資を通じて初めて海外に進出した。ダウグループ系列のキダリENTは、フランス最大のウェブトゥーンプラットホームのデリトゥーン(Delitoon)と独占流通契約を結んで国内の優秀ウェブトゥーン約100編を今年の年末まで供給することにした。キダリENTの親企業であるダウ技術は1月にデリトゥーンの持分30%を買収した。最近訪韓したデリトゥーンのティディエ・ボルグ社長にソウル汝矣島(ヨイド)のキダリENTで会った。

「フランスはウェブトゥーンの導入段階なのでコンテンツが絶対的に不足している。2011年に設立したデリトゥーンには韓国のウェブトゥーンが94%、フランスのウェブトゥーンが6%程度だ。昨年まで無料サービスをしていたが今年1月から有料に切り替えた。有料会員は1万人程度だ。月3万人水準の訪問客を月10万人規模に増やし、このうち5%を新規有料顧客に切り替えていくのが目標だ」

デリトゥーンは『バランス』『カーニバル』『クレイジーキャンピング』『Young Gun』『Masil』『Alive』など韓国のウェブトゥーン12編を紹介している。今回の契約で『総帥』『ドッコ』『トン』などのウェブトゥーン100編余りを追加でリリースする予定だ。

フランスにおける韓国ウェブトゥーンの事業展望は明るい。ボルグ社長は「フランス人もブログを通じて少し短いデジタル漫画を読み慣れている」として「4億ユーロ規模であるフランス漫画市場の40%を日本漫画(マンガ)が占めているが、韓国のウェブトゥーンがこの部分を浸食できるだろう」と見通した。

彼は漫画の未来を探し求めていく中で韓国のウェブトゥーンを発見したという。米国と日本にもさまざまな未来型コンテンツがあるが、ウェブトゥーンの完成度が最高だったということだ。ウェブトゥーンは本質的に漫画と同じだが、呼吸が躍動的でユーザーに親和的なのが強みだと彼は評価した。液晶画面で読むと映画のような感じ方や印象を持つと好評した。

「ウェブトゥーンは全世界の漫画を受容できるフォーマットだ。一面に数十ページをつなげてみることができるからだ(海外のデジタル漫画はページ別に分かれている)。韓国のウェブトゥーンは内容面でも中毒性がある。スリラーやアドベンチャー物は映画と似ており、コミカルなロマンス物もおもしろい。コメディー物が中心のフランス漫画に比べて多様だ」