韓経:【寄稿】韓国・メキシコ、環太平洋時代の核心パートナー(2)

  • 2016年4月7日

また豪州・トルコ・インドネシアとともに2013年にスタートした中堅国5カ国の協議体MIKTAを韓国と共に創設し、2014年4月に北朝鮮の核実験の威嚇を警告するMIKTAの声明と今年1月の北朝鮮の核実験にともなうMIKTAの糾弾声明を主導した。メキシコは中南米の非核地帯条約創設など核不拡散分野でリーダーシップを発揮し、中南米最大の政治安保協議機構であるアメリカ機構(OAS)の主導国だ。また2014年7月からUN安全保障理事会の対北朝鮮制裁対象の船舶である北朝鮮のムドゥボン号を凍結し続けるなど、国際社会の対北朝鮮制裁の履行にも率先垂範している。

今回の訪問は、メキシコとの人的・文化交流の面でも重要な道しるべとなった。1905年ユカタン半島のエネケン農場に1000人余りの韓国人移民者が定住しながら始まったメキシコとの出会いは1962年の修交につながった。移民100周年の2005年、中南米諸国の中で最初に「戦略的パートナー関係」に格上げし、3年前には両国の新政権が同時スタートしながら飛躍的な発展を成し遂げている。メキシコは2000年代初めに中南米の韓流熱拡散の出発点になった場所で、14万人に達する韓流ファンが人的・文化交流の掛け橋となっている。今回K-POP公演をはじめとする多彩な文化行事が開催されて未来世代の交流拡大に重要なモメンタムを提供した。

メキシコの大文豪であるオクタビオ・パスは代表的な市「太陽の石」で「2人が向かい合ってお互いを知ってみれば世の中が変わる」とした。朴大統領が首脳会談の冒頭に両国は意気投合しているパートナーだと強調したように、今回のメキシコ訪問は両国が地理的制約を乗り越えて繁栄の未来を共に開く「アミーゴ(Amigo、友人)」として信頼を一層高めた旅程だった。

尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官