韓経:「中国で明洞再現する新都市造成へ…韓国パートナー企業探す」

  • 2016年4月7日

華安グループの李国安会長

「韓国の明洞(ミョンドン)・東大門(トンデムン)の街をそのまま移す。単なる建築物ではなく文化・商業・居住などが結びついた韓国の新しい都市を造成する」。

中国山東省煙台で世界最大規模のコリアタウン開発を推進する華安グループの李国安会長は「千企万商」を事業目標とした。韓国から「1000の企業と1万の商店」ほど多くの企業を誘致するという抱負だ。

「華安国際-韓国省(コリアタウン)プロジェクト」事業説明会のために訪韓した李会長は先月31日、韓国経済新聞のインタビューで、「このプロジェクトは韓中自由貿易協定(FTA)が発効した後に中国政府が積極的に支援する事業」とし「アウレット、テーマパーク、ホテル、物流倉庫などが入る大型開発事業であるだけに、韓国内の企業も多くの関心を見せている」と述べた。李会長は昨年から韓国企業と投資および入店を目標に60回ほどの相談を行ったと説明した。

このコリアタウンは煙台と威海の中間地点に造成される。投資金額は1173億元(約2兆円)、建築面積は2000万平方メートルにのぼる。段階別に15年間にわたり進行されるこの事業は先月18日に起工式が行われた。韓人村には大型アウレットから韓国の東大門市場の商店まで1000余りの韓中企業が入店する予定だ。世界最大規模の室内テーマパークと5つ星級ホテル10カ所も建設される。中国最大電子商取引企業のアリババと提携し、韓中商品物流センターも設立する計画だ。

李会長は今回の事業について、韓国中小企業の中国市場進出のための橋頭堡の役割をすると強調した。華安グループは資金が不足する中小企業のために発展基金を設立し、工場の設立に投資し、輸出資金も支援する計画だ。コリアタウン内の保税区域に製品を展示・販売することもできる。李会長は「中小企業のために資金のほか製品の広報まで支援する予定」とし「中国市場をよく知らない企業も安定した輸出の機会を得ることができるだろう」と述べた。

李会長は「すでに事業資金のうち59億元が中国中央政府から支援されることが決まり、山東省など中国地方政府も投資の意思を見せている」と明らかにした。また「1、2企業がするには事業規模があまりにも大きいという懸念の声があることも知っている」とし「しかし政府の支援を受ける事業であり、中国内では安定的に見られていて、韓国でも投資意思を見せる投資家がいる」と話した。

◆華安グループ

2000年に中国煙台で設立された会社で、不動産・建設・金融・貿易など32の系列会社がある。職員は約6000人。2014年基準で資産62億元(約1100億円)、年商95億元。大宇造船海洋などと合併法人も運営している。