韓国、失業率除き成長率など全指標「悪化」…景気回復動向は最下位(2)

  • 2015年6月17日

◆主要国中で最下位圏

韓国と違って米国・ドイツ・日本などはグローバル金融危機後からのいち早い回復傾向を見せた。米国は量的緩和を通じて投資部門と資産市場で成長の勢いを回復した。8つのマクロ指標のうち成長率と投資・株価指数・住宅価格など4つの指標が金融危機前よりも改善した。比較対象8カ国中で回復した指標数基準としては1位だった。生き返った金融市場が実物経済を牽引して、全般的な景気回復の動向を導いたというのが韓国経済研究院の評価だ。

日本も膨張的な通貨政策の効果を確かにみた。2つの期間を比較すると株価指数の上昇率が16.8%から31.1%に跳ね上がった。投資増加率も0.9%から2.9%に高まった。失業率は4%から3.8%に下がって8つの指標のうち3つが好転した。ドイツは失業率や消費、住宅価格など3つの指標が改善した。ユーロ圏(ユーロ使用19カ国)の量的緩和政策のおかげだった。

台湾は8カ国中で唯一、民間消費と投資増加率がいずれも上昇した。英国とシンガポールはそれぞれ1つの指標だけが上昇の勢いを見せた。英国の投資増加率は4.3%から5.6%に、シンガポールの失業率は2.4%から1.9%にそれぞれ改善した。韓国は回復傾向を見せた指標が1つもなかった。失業率だけが足踏み状態で、残りの7つの指標では全て下落傾向を見せた。

韓国の不振は成長率にも表れた。2013年と2014年の成長率が2006年と2007年に比べてどれほど回復するかを示す成長率標準化指数を韓国に適用するとマイナス0.18だ。1が最も高く、ゼロより下ならば成長率が減少したという意味だ。韓国の成長率標準化指数は8カ国中で7位だった。