韓経:消費心理にも「春風」…デパート・スーパーの売り上げ増=韓国

  • 2016年4月4日

韓国内のデパートと大型スーパーに「春風」が吹いている。昨年まで後退していた主要デパートとスーパーの売り上げがことしに入って増加に転じたことで消費心理が回復しているのではないかとの期待が大きくなっている。

ロッテ百貨店は1-3月期の売り上げ(既存店基準)が昨年1-3月期に比べて4.2%増えたと3日、明らかにした。現代デパートと新世界デパートの同期間の売り上げ増加率もそれぞれ昨年同期比4.1%、3.2%だった。

ファッションやインテリア用品などがこの時期のデパートの売り上げを牽引した。ロッテ百貨店では、昨年1-3月期に比べてことし同期に最も多く売れた品目はカバンやアクセサリーなどファッション雑貨(18.5%)だった。家具のようなホームファッション商品(10.8%)やゴルフ用品(10.8%)、女性ニット・カーディガン類(10.5%)等が後に続いた。

結婚シーズンの4~5月を控えて家電やインテリア用品も人気だった。現代デパートでは家電(15.7%)とベッド(15.1%)の売り上げ増加率が高く、新世界デパートでは台所用品(19.9%)や家電(18.1%)等が顕著だった。主要結婚用品である輸入時計(42.1%)とジュエリー(37.8%)もそれぞれ現代デパートと新世界デパートでよく売れた。

ホン・チョンピョ新世界デパート営業戦略担当常務は「2月までは寒さが続いたので冬物がよく売れ、3月に入ってからは結婚と引っ越しの増加で家電や台所用品が売り上げ増加を牽引した」と説明した。

先月31日から始まったデパートの春の定期セールも順調な滑り出しを見せた。先月31日から今月2日までロッテ百貨店の3日間の売り上げ(全体店舗基準)は前年同期比10.6%増えた。同期間、現代デパートと新世界デパート売り上げ増加率もそれぞれ8.2%、8%だった。

デパート全体の売り上げは2014年前年比0.7%、昨年は1.2%それぞれ減少した。1-3月期が終わっただけだが、今のような雰囲気ならことしのデパートの売り上げは3年ぶりに増加する見込みが高いという分析だ。チョン・ヒョンソク・ロッテ百貨店営業戦略チーム長は「2014年はセウォル号事件、昨年は中東呼吸器症候群(MERS)事態で消費者が財布を固く締めていたが、ことしに入ってからは基底効果で消費心理まで回復しながら販売実績が改善している」とし「4-6月期にも春物衣料やスポーツ関連商品の売り上げが増えるものと思われる」と話した。

大型スーパーの売り上げも2013年から毎年2~5%減っていたがことしに入って増加に転じた。

ロッテマートの1-3月期の売り上げは昨年1-3月期に比べ2.1%増えた。