韓経:<韓国景気底論争>製造業生産6年5カ月ぶり最大増加…景気回復の信号弾なのか

  • 2016年4月1日

2月の製造業の生産増加率が6年5カ月ぶりに最高値という「サプライズ」指標が出てきて市場が戸惑っている。看板企業まで売り上げが相次いで減少している雰囲気とは全く違っているからだ。

最近になって輸出、消費心理などほかの指標でも改善傾向が感知されている。市場の一部では景気が底を通過しているのではないかという見解も注意深く提起されている。

統計庁が31日に発表した「産業活動動向」を見ると、2月の全体産業生産は1月対比で0.8%増加した。1.5%の減少傾向を見せた1月から1カ月ぶりに増加傾向に戻った。主に製造業が集まっている鉱工業生産の増加幅はより大きかった。1月対比で3.3%増えた。2009年9月(3.7%)以降6年5カ月ぶりの最大増加幅だ。

だが業種別では温度差がある。半導体(19.6%)・金属加工(12.5%)・石油精製(3.8%)などの生産が大きく増加した。特に半導体生産はサムスンのギャラクシーS7、LGのG5など携帯電話の新製品発売が相次いだのに力づけられて大きく増加し、全体産業の生産増加を主導した。

生産が増えて2月の製造業の平均稼動率も73.5%で前月対比1.2ポイント上昇した。ユン・インデ企画財政部経済分析課長は「鉱工業生産が年初不振から次第に脱している様子」と説明した。サービス業生産は協会・修理・個人のサービス業(6.8%)、輸送(2.5%)などが増えて0.3%増加した。

製造業在庫率は依然として高い水準だ。2月の製造業出荷は2.5%増えたが在庫も前月対比2.1%増加して製造業の在庫率はグローバル金融危機当時の水準である128.0%をあらわした。現在の景気状況を示す景気動向指数の循環変動分は0.1ポイント下落し、今後の景気局面を予告する先行指数循環変動分も0.1ポイント下がった。