韓経:<韓国景気底論争>半導体輸出が好調…「最悪脱出」

  • 2016年4月1日

韓国の名目国内総生産(GDP)で輸出が占める割合は40%ラインに達する。輸出が景気回復の主な変数に挙げられる理由だ。

昨年に続き今年に入っても輸出はずっと振るわない。2月まで史上最長の14カ月連続で減少傾向を見せていた。1月には史上最大の減少幅(18.9%)を記録もした。主力輸出品目の同伴不振と国際原油価格の下落にともなう結果だ。

3月には輸出が多少回復したという展望が政府内で注意深く出てきている。柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官は29日「韓経ミレニアムフォーラム」に参加し、「1・2月の輸出があまりにも振るわなかったが物量基準ではむしろ増えており、3月はもう少し良くなるようだ」と話した。

まず原油価額の上昇傾向が輸出に肯定的だ。ドバイ原油基準国際原油価格は2月に1バレル=平均28.8ドルで3月には35ドル前後まで上がった。サムスン電子のギャラクシーS7やLGエレクトロニクスのG5などスマートフォンの新製品が出荷されたのも輸出戦線にとっては好材料だ。

だが3月輸出実績が2月より良くなったといっても本格的な改善はまだ困難だろうという分析がより優勢だ。チュ・ウォン現代(ヒョンデ)経済研究院経済研究室長は「中国など主な輸出地域の景気が依然として振るわないだけに輸出減少傾向は相当期間、続く可能性が高い」と見通した。