韓経:中国「来月電気自動車バッテリー安全評価…サムスン・LG製品への補助金再開検討」

  • 2016年3月22日

中国政府が韓国製電気バス用バッテリーに対する安全性評価を来月に終わらせ補助金支給再開の可否を決めることにした。最近中国が韓国製バッテリー製品を補助金支給対象から突然除外した措置に韓国政府が強く異議を提起したことを受けたもの。

産業通商資源部の周亨煥(チュ・ヒョンファン)長官は19日に中国の北京で中国の苗ウ工業情報化相と第2回韓中産業担当相会議を開きこのように合意したと産業通商資源部が20日に発表した。

中国政府は1月に自国企業が主に生産するリチウムリン酸鉄(LFP)方式の電気バス用バッテリーにだけ補助金を与え、LG化学やサムスンSDIなど韓国企業が主導する三元系方式のバッテリーには安全性などを理由に補助金を支給しないことにした。中国の電気自動車市場では電気バスが40%ほどを占めている。中国政府は2億~3億ウォンの電気バス1台に1億8000万ウォン(約1733万円)程度の補助金を支給している。中国に現地工場を建てた韓国企業が補助金を受けられなければ電気バスを販売するのは難しい構造だ。

韓国政府はこの日開かれた産業担当相会議で、中国の措置は不当であるという点を集中提起した。周長官は「三元系バッテリーは10年間に1度も火災と爆発事故がなく、カナダなど先進国でも三元系バッテリーを装備したバスを生産しているなど安全に問題はない。補助金支給除外措置は外国人投資企業の合理的期待と政策信頼を侵害する問題がある」と強調した。

これに対し苗工業情報化相は「三元系バッテリーはもちろんこれを装備した電気バスの安全性がまだ検証されておらず、安全性評価など必要な国内手続きを踏むことは避けられない」としながらも、「ただ4月中に韓国企業の参加の下で安全性評価を終え、その結果により後続手続きを早急に進めて補助金支給再開の可否などを決めたい」と話した。

この日の会議ではこれまで検疫や技術規定などの問題で輸出ができなかったり困難があった参鶏湯(サムゲタン)とコメ、冷蔵タチウオなどに対しても年内に中国への輸出を始めることで合意した。参鶏湯は上半期中に手続きを終え初めて中国に輸出される。

韓中自由貿易協定(FTA)が発効されただけに両国政府は2年に1度開くことにした品質監督検査検疫担当相会議を毎年開催し、局長級実務会議も年1~2回開き非関税障壁を下げていくことにした。