韓経:<老いゆく韓国の主力産業>輸出、15カ月連続激減

  • 2016年3月22日

韓国経済を支えてきた輸出製造企業が老いている。電子・自動車・造船など主力輸出企業10社のうち8社はさらなる成長が難しい「成熟期」に入っている。輸出は今月に入っても20%近く減少した。

大韓商工会議所が21日、家電・半導体・自動車・石油化学など13大主力輸出製造企業300社を対象にアンケート調査をした結果、回答企業の66.3%が該当産業について「成熟期」と答えた。「成熟期」とは主力製品の売り上げ拡大が鈍り、利益が減少する時期だ。

売上高と利益がともに減少する「衰退期」に入ったという企業は12.2%だった。回答企業の78.5%が、売上高と利益の増加を期待しにくい状況になったと見ている。売上高が急速に増えて利益も増える「成長期」と答えた企業は21.5%だった。新しい市場が胎動する「導入期」と答えた企業は一つもなかった。

業種別には「成熟期」と答えた企業の比率がコンピューター(80%)、繊維(75%)、薄型ディスプレー(72.2%)、無線通信機器(71.4%)の順に高かった。自動車企業の50%、半導体企業の41.7%も「成熟期」と答えた。

輸出製造企業の競争力低下は輸出の急減につながっている。関税庁によると、今月1-20日の輸出額は237億7200万ドルと、前年同期比で19.2%減少した。1月(-18.8%)と2月(-12.2%)より減少幅が大きい。

チョ・チョル産業研究院主力産業研究室長は「主力輸出製品の多くは大量生産用汎用製品であり、労働力と資本競争力が優れた中国企業の製品に劣勢となっている」とし「携帯電話などで新概念の製品を出したり他の新産業で競争力を高めることができなければ、輸出減少の沼から抜け出すのは難しいだろう」と述べた。