韓経:「中国と日本で現地スターをマネジメント…音源・歌手著作権に集中投資」=韓国

  • 2016年3月17日

「中国の主流エンターテインメント市場に進出するために現地で大きな人気を得ている歌手兼俳優の呉映潔と専属契約をしました。中国資本を受けるばかりだった韓国のエンターテインメント会社では初めてでしょう。韓流の未来は現地化にかかりました」。

CJ E&M音楽事業部門のアン・ソクチュン代表(47)は最近台湾出身のスター呉映潔と3年専属契約を締結した理由をこのように説明した。呉映潔は言葉と文化障壁を乗り越え中国ウェイボーのフォロワーが400万人に達するスターだ。CJの体系的で透明なマネジメントシステムで呉映潔をひきつけただけに中国でCJブランドを強化する契機を確保したという説明だ。14日CJ E&M本社でアン代表に会った。

「中国の音楽業界では外国資本は会社を設立できず、アーティストマネジメント事業をすることになりました。日本では現地企業とCJビクターという合弁会社を設立し主流市場に参入しました。CJビクターは横山ルリカ、プラスティックトゥリーなど日本の歌手と専属契約を結びました」。

CJ E&M音楽事業部門の昨年の売り上げは1841億ウォンで、ロエン、SMに次いで3位だ。売り上げ構造を見れば音源と歌手などに対する投資、制作と流通事業が40%、コンサートが30%、Mネットドットコムプラットフォーム事業が30%を占める。多くの収益は再投資した。

「音源と歌手の著作権確保に集中投資し、韓国の音楽会社で最大の資産規模を備えました。FNC、ジェリーフィッシュなど100社余りとMAMAMOO、Block B、Davichiら歌手400人余りの音源と音楽ソフトに投資し著作権を確保しました。著作権確保とは360度に事業を展開できるという意味です。歌手パク・ポラムが『応答せよ1988』の主題歌を歌い、Davichiのメンバーのカン・ミンギョンがドラマ『ヒーラー~最高の恋人~』に出演したようにです」。

彼は特にハイライトレコード、AOMG(以上ヒップホップ)、ミュージックワークス、ジェリーフィッシュ、MMO(ボーカル中心)などに投資しレーベル体制を構築した。この過程で音楽業界の慢性的な慣行だった「債券型前払金投資」の代わりに株式投資を通じて企画会社の自活力を強化し長期的に市場を拡大するのに尽くしたという評価を受けている。債券型前払金投資とは企画会社がアルバム発売のための投資金を返してもらう時に利益は投資家と共有し損失は全面的に企画会社が責任を負う構造だ。

「企画会社とは差別化された方式で韓流を拡散する計画です。3年間に250億ウォンを投資しブロードウェイ式の常設K-POP公演『少年24』を8月にスタートさせる計画です。新人男性アイドル24人が常設公演し海外観光客を呼び集めるでしょう。アイドル選抜過程はオーディション番組で放送し、選抜された歌手はK-POP公演、ミュージカル、アクロバティックなど融合複合コンテンツを展開することになります」。

キューブのBEAST、4minuteなどが南米市場で初めてK-POP公演ができるよう投資したアン代表は25日にアラブ首長国連邦のアブダビでKCONを開き中東にも進出する予定だ。

「KCONは韓国製造業と文化コンテンツ企業がコンベンションとコンサートを開いて韓国文化と商品を紹介する行事です。米国と日本に続き中東に領域を広げたものです。中東は欧州進出の橋頭堡でもあります」。