韓経:「次の激戦地は自律走行車」…BMWもトヨタもAIスタートアップ買収戦(1)

  • 2016年3月14日

「人工知能(AI)の次の激戦地は自律走行車だ」

米国ゼネラルモーターズ(GM)が11日に10億ドル(約1兆2000億ウォン)を投資して自律走行技術を持つ「クルーズ・オートメーション」を買収したところ米国の経済専門紙フォーチュンなど外信が出した評価だ。

グーグルの「アルファ碁」が韓国で行われた李世ドル(イ・セドル)九段との世紀の囲碁対決で3連勝するやいなや、医療・金融など各分野の人工知能の商用化が前倒しになるという期待が高まっている。自動車や情報技術(IT)をつなげて人が運転しなくても目的地に向かう自律走行車の核心技術の1つも人工知能アルゴリズムだ。もともとの自動車メーカーはもちろんグーグルやアップルなどIT企業までが参入して自律走行車の先行獲得競争を行っている理由だ。韓国IBMワトソンビジネスコグニティブソリューション事業部のイ・ガンユン常務は12日、西江(ソガン)大学未来技術院が主催した「マシンラーニングレボリューション」の行事で「2025年までに2兆ドルに達する人工知能関連市場が開かれる」としながら「これを手にするためのグローバル企業間の競争も激しくなるだろう」と展望した。

◆火がついた自律走行車競争

GMが買収したクルーズ・オートメーションは、アウディに高速道路の自律走行技術やセンサーなどを供給した実績がある。ドライバーが必要ない完全自律走行車を開発中であることが分かった。ダン・アマンGM社長は「クルーズ・オートメーションに多くの資源を投じて完全自律走行車をできるだけ早く出す」と話した。

BMWも7日、人工知能自動車を開発すると発表した。ハラルド・クルーガーBMW会長は「車両運行データを人工知能開発に活用して人間が望むことを先に予想して最適化した環境を提供する自動車を出す」と話した。トヨタも1月、米国シリコンバレーなどでオープンした「トヨタ研究所」に今後5年間で10億ドルを投入する計画を出した。

現代(ヒョンデ)自動車グループは、グーグルのアンドロイドオート、アップルのカープレー(CarPlay)など自律走行の基盤となる車両用インフォテイメント技術をいち早く適用している。完成車企業だけでなくドイツのボッシュ、コンチネンタルや米国のデルファイなどの部品企業、グーグルやアップル、テスラ、ウーバー(Uber)などシリコンバレー企業も自律走行車分野への投資を広げている。