企業の「成長板」閉じた韓国…KOSPI上昇率、中国証券市場の7分の1(2)

  • 2015年6月18日

◆国内の投資資金、次々と海外へ

株式市場が成長を止めながら、いくらにもならない「成長株」だけに資金が集まっている。 ブレーン資産運用のパク・ゴンヨン代表は「この頃の韓国株式市場の特徴は、成長への渇望に要約できる」として「成長する企業を見つけるのが難しいとなると、高い成長率を記録する一部企業に高い評価を出して、反対に成長が止まった企業には冷淡な反応を見せている」と話した。

最近の株式市場ではアモーレパシフィックを中心にした化粧品株やハンミ薬品などのバイオ株、一部の情報技術(IT)株だけが上がり続け、製造業の中枢を担う電子・自動車・造船・化学・鉄鋼株は不振を免れない状況だ。サムスン証券のオヒョンソク投資戦略センター長は「2000年代中盤、『車・化・製(自動車・化学・製油)』を前面に出して上昇した後、大型株が成長株の隊列から離脱する傾向が目立っている」と分析した。だが化粧品のような成長企業が企業規模や雇用創出の面で従来の大型製造企業の不振や空白を埋めることができないというのが韓国経済の現実だ。

この渦中で、海外に抜け出る投資資金は急増している。2005年には1兆9350億ウォンに過ぎなかった海外株式の投資規模は昨年19兆4420億ウォンと10倍近くに急増した。全体の株式投資で海外株式が占める割合も4.4%から19.21%に高まった。ハイ投資証券のチョ・イクジェ・リサーチセンター長は「投資家の間では、韓国市場が一日中釣り竿を垂らしてみても魚一匹とりにくいような市場である一方、中国をはじめとする海外証券市場は相対的に『黄金漁場』という認識が強くなっているのが問題」と話した。