<資本市場「10年逆行」>派生市場、疾走する日本・中国…這う韓国

  • 2015年6月19日

投機もあるが差益・ヘッジ(価格変動リスクを除く)取引もある派生商品市場は、該当国家の資本市場の成熟度を見せる場だ。だが韓国の派生市場は金融当局の過度な規制で息がつまりそうだ。

中国が新生市場の強みを生かして恐ろしいスピードで成長し、日本も大胆な規制緩和で市場を大きくしているのとは対照的だ。

日本は2006年にミニ日経225先物を導入した後、取引量が11倍以上に増えた。シンガポール取引所に投資家を奪われると取引単位を10分の1に減らすミニ商品を導入した結果だ。

中国は2010年4月にCSI300指数先物を初めて上場した後、取引量が5倍以上に急増し世界4位(2014年基準)の市場に突入した。

一方、韓国内のKOSPI200指数先物は2011年の派生商品取引量で世界6位だったのが現在は11位に追いやられた。KOSPI200指数オプションも2000~2012年まで13年連続で1位だったが現在の取引量は2001年水準まで後退した。政府規制のためだ。

投機取引問題がふくらむと生半可に高強度の規制措置をとったことが市場の躍動性を抹殺しているという指摘が出ている。

派生市場協議会長をつとめるハナ大韓投資証券セールス&トレーディングのイ・ジンヒョク代表は「このまま行けば韓国の派生市場の潜在顧客が日本や中国へと次いで移ってしまうだろう」と懸念した。