韓経:中国クルーズ観光客一日140万ウォン使うのに…国籍船社もない韓国(1)

  • 2016年3月8日

4日午前7時、仁川(インチョン)の松島(ソンド)新港の韓進(ハンジン)ターミナル。超大型豪華クルーズ船のクアンタム・オブ・ザ・シーズ(Quantum of the Seas)号が、中国人観光客4153人と乗務員約1300人を乗せて今年初め韓国に入港した。クルーズから降りてきた中国人観光客は観光バスに乗ってソウルに向かい、青瓦台(チョンワデ、大統領府)・景福宮(キョンボックン)・東大門(トンデムン)・小公洞(ソゴンドン)ロッテ免税店・南山(ナムサン)などを見て回った後、午後9時頃に上海へと戻っていった。仁川市の関係者は「クルーズを利用する中国人1人あたり一日に平均1164ドル(約140万ウォン)を使っていく」として「今回のクルーズ船の入港でおよそ58億ウォン(約5億4300万円)の経済的効果を得たことになる」と説明した。

クルーズが国内観光産業の核心軸に浮上している。人口15億人の中国人がクルーズ旅行に目覚め始めた上に、高齢化により楽な海外旅行を楽しもうとする人が急速に増加しているからだ。韓国も急いで国籍クルーズ船を出港させて、外国人観光客を誘致しなければならないという指摘が出ている。

◆成長するクルーズ産業

世界のクルーズ産業は爆発的な成長の勢いを見せている。市場調査機関クルーズマーケットウォッチによれば2011年1900万人だったクルーズ利用観光客数は昨年2200万人へと15.7%増加した。2018年には2460万人まで増えるという予測だ。

アジア地域のクルーズ産業成長の勢いはさらに急だ。韓国海洋水産開発院によれば2010年に91万人だった観光客は昨年209万人に増えた。2020年には532万~592万人に増加する展望だ。

中国クルーズ市場は年平均34%以上成長しながら昨年100万人だったクルーズ観光客は今年230万人、2017年には280万人を超えると予想されている。「米国と欧州クルーズ市場が飽和状態になるとグローバルクルーズ商社が中国を対象に積極的なマーケティングを展開している」として「中国人の韓国・日本観光の需要、免税店ショッピング需要などとも合致した」と伝えた。