FRB議長「9月金利上げても連続はない」…韓銀「国内影響わずか」(1)

  • 2015年6月19日

米中央準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長が17日(現地時間)に「漸進的なスピード」の金利引き上げを予告したことは、米国経済が4-6月期から回復傾向に転じたがその速度が当初の予想よりも微弱だろうという判断に従ったものだというのが専門家たちの分析だ。金利の引き上げがややもすると米国だけでなく世界経済の回復傾向に冷水を浴びせかねないという懸念を考慮したという解釈も出てきた。国際通貨基金(IMF)や世界銀行などがグローバル経済の衝撃を憂慮して「金利引き上げを来年に先送りするのが望ましい」と勧告したことに対するイエレン議長の「肯定的回答」とも見ることができるということだ。

◆予想より慎重になるFRB

イエレン議長はこの日、金利政策決定機構である米連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会議の直後に行われた記者会見で「年内の金利引き上げが適切だと考えるか」という質問に「多くのFOMC委員は今年金利を上げるのが適切だと考えている」と答えた。先月末に行った講演で明らかにした年内の金利引き上げを再確認したのだ。

イエレン議長はしかし「FRBは最初の金利引き上げ後も依然として景気浮揚的な基調を維持する」としながら「緊縮(金利引き上げ)は徐々に行われるだろう」と強調した。それと共にFOMC会議のたびに0.25ポイントずつ引き上げた過去の事例には従わないとつけ加えた。

イエレン議長は経済状況についても慎重に発言した。彼女は「私と同僚は適切なスピードで経済活動が持続できるという決定的な証拠を待っている」と話した。FOMCは声明書で、米国経済が1-3月期に停滞から脱却して4月以降は緩やかに成長していると診断した。イエレンがほかの16人の委員らと共に作成したFOMC声明書よりもはるかに状況を慎重に見ているのだ。