FRB議長「9月金利上げても連続はない」…韓銀「国内影響わずか」(2)

  • 2015年6月19日

◆年内金利引き上げ、1回か2回?

FRBがこの日、別に出した基準金利の予想値を見ると今年3月と同じようにFOMC会議の参加者17人中15人が年内の金利引き上げを展望した。5人は今年の末に基準金利を年0.25~0.50%、ほかの5人は年0.50~0.75%、残りの5人は年0.75~1.00%と予想した。ウォール街の専門家たちは3月には年0.25~0.50%と予想していた委員が1人だったが、今回は4人に増えた点に注目している。ここにイエレン議長やスタンレー・フィッシャー副議長ら首脳部が含まれているという観測も出てきた。ウォールストリートジャーナルは「FRBが年内1回の金利引き上げを暗示した」と報道した。

これとは違いフィナンシャルタイムズやブルームバーグ通信などは年内2回の金利引き上げを予告したものだと分析した。9月に金利を上げた後10月ははずして12月に引き上げるだろうという説明だ。カリフォルニア大学のソン・ソンウォン客員教授も「FRBが年末まで2回金利を引き上げると予告したもの」と解釈した。今年残っているFOMC定例会議は7月・9月・10月・12月の4回だ。7月のFOMC時は金利政策決定の背景などを説明するFRB議長の記者会見がなく、初めての金利引き上げが断行されとすれば9月が有力だというのが市場の支配的な展望だ。

◆FOMC後、米証券市場、強勢・ドル安

FRBの漸進的な金利引き上げ予告でこの日ニューヨーク株式市場のダウやS&P500、ナスダックなど3大指数は全て前日対比0.2%前後の上昇の勢いで締め切った。ドルの為替レートは米経済の回復傾向が予想より弱いだろうという観測が加勢しながらドル安傾向となった。FRBは今年、米国の国内総生産(GDP)増加率の展望値を3月の2.3~2.7%から1.8~2.0%に下方修正した。

一方、国内では企画財政部や金融委員会、韓国銀行などが18日にマクロ経済金融会議を開いてFOMC会議の結果が国内に及ぼす影響などを点検した。周亨煥(チュ・ヒョンファン)企画財政部第1次官は「米国の金利引き上げが差し迫っておりギリシャ発の市場不安がいつでもふくらむ恐れがある」としつつも「韓国の対外健全性とマクロ経済条件を考慮する時(米金利引き上げのような)市場の衝撃が発生しても大きな影響はないだろう」と話した。