韓経:ムーディーズ「韓国、対外健全性が好転…国債格付けに肯定的」

  • 2016年3月1日

国債格付け機関のムーディーズは韓国の対外健全性が改善され、これは国債格付けにも肯定的という分析を出した。

29日企画財政部によれば最近ムーディーズは25日に韓国銀行が発表した「2015年末の国際投資対照表」を根拠に「韓国の対外支給力が強化されて国債格付けに肯定的」と評価した。

昨年、韓国の海外投資で外国人の韓国投資金額を除いた純国債投資残額は1988億ドルで史上最高値を記録した。1年間に79%急増した規模で国内総生産(GDP)の14.7%水準だ。

ムーディーズは「最近のウォン安傾向を勘案すれば相当な成果」と評価した。ウォンの価値が落ちればドル、ユーロ、円で投資した資産の評価額が減少して韓国の対外投資規模がさらに少なくあらわれるが純国際投資の残額が大幅に増えたという意味だ。ウォンは昨年、ドル対比で前年より6.2%切り下げされた。

ムーディーズは銀行の対外債務と全体短期外債が減少したことも高く評価した。対外債務のうち満期が1年未満の短期外債は昨年末1087億ドルで、1年前に比べ77億ドル減った。短期外債を準備資産(外貨準備高)で割った比率の短期外債比率は29.6%で、2014年末(32.1%)より2.5ポイント低くなった。2004年末(27.3%)以来11年ぶりの最低値だ。

ムーディーズは「韓国が『対外資金調達の梗塞』を体験した1997年、2008年とは違っている」と診断した。さらに「純国際投資残額が増えて大規模な経常収支黒字を記録したのは最近の北朝鮮のミサイル発射など地政学的なリスクが高まってグローバル金融市場の不確実性も大きくなった状況においてセーフティネットの役割を果たすだろう」と展望した。