米国本社も注目する「ミニメルツ」…ドンハク食品、忠北に世界最大工場

  • 2015年6月19日

ドンハク食品の新工場竣工式に出席したケ・ナンギョン・ドンハク食品社長(左)とトム・モシュ・ミニメルツCEO。(写真=ドンハク食品提供)

ドンハク食品が18日、世界最大「つぶアイス」工場の本格稼働に入った。

忠清北道陰城郡の遠南産業団地に建設されたドンハク食品の新工場は敷地1万5840平方メートル、建築面積5000平方メートル規模。約100億ウォン(約11億円)の事業費が投入された。この工場では月間300トン規模の「つぶアイス」の生産が可能だ。従来の京畿道安山(アンサン)工場に比べ生産能力が6倍にのぼる。

新工場には工場装備の洗浄と殺菌が自動で行われる「CIPシステム」など最新の設備が設置されている。

ドンハク食品は米国の「つぶアイス」ブランド「ミニメルツ」を生産している。昨年の売上高は165億ウォン(約18億円)。1997年にミニメルツの生産を開始した当時は、米国から製造方法を導入するレベルだった。しかし自社の研究開発(R&D)を通じて現在は独自で開発した商品まで生産している。ミニメルツは豪州、アラブ首長国連邦(UAE)、ポーランドなど海外7カ所に委託製造会社を置いている。

ドンハク食品が開発した代表的な製品は「ミニメルツ・スロー」。従来の「つぶアイス」はマイナス25度の超低温冷凍庫で保管しなければならないが、この製品はマイナス18度の一般冷凍庫でも保管が可能だ。製品の運送と販売が以前に比べてはるかに容易になり、「つぶアイス」の普及に大きく寄与した。つぶを大きくした「ミニメルツビッグ」もドンハク食品が開発した。2016年にはかき氷風の商品を出す予定だ。

ドンハク食品は新製品を米国本社に「逆輸出」することを検討している。2010年に確保したアジア地域独占版権を通じてモンゴル、台湾、香港などにはすでに輸出を始めた。国内では今年からGS25、CU、セブンイレブンなどコンビニに製品を納品することにした。その間、供給が追いつかず一部のコンビニに限り供給してきたが、新工場の竣工で販路を拡大した。ドンハク食品は最近、ロッテ製菓と共同で「つぶアイス」を販売することにした。

ドンハク食品のケ・ナンギョン社長は「新工場の竣工で世界最大規模のつぶアイス製造施設を整えた」とし「国内だけでなく日本など海外進出を本格化する予定」と述べた。