韓経:「輸出寒波」でも勢いよく飛ぶ韓国の中堅企業

  • 2016年2月26日

昨年の韓国の全体輸出は8%減ったが、中堅企業は小幅であるものの輸出が増えたことが分かった。年間売り上げ1500億ウォン以上の中堅企業が「輸出の酷寒期」でも部品・素材、バイオ医薬品などを中心に「輸出韓国」の希望を打ち上げたという評価が出てくる。

25日産業通商資源部によれば輸出中堅企業2271社の昨年の総輸出額は929億5000万ドルで前年(901億200万ドル)より3.2%増加した。同じ期間の大企業と中小企業の輸出はそれぞれ11.1%と6.6%減少した。

昨年、中堅企業の輸出が独自に増加したのは、これらの企業が注力する素材・部品の競争力が高まったためだと産業部は分析した。バイオ医薬品や高級消費財など新産業分野で海外市場を積極的に切り開いたことも主な要因に挙げられる。乳児用品企業である保寧(ポリョン)メディエンスは人体に無害な乳児用哺乳びん洗剤を開発し、中国への輸出を2014年89億ウォンから昨年147億ウォンへと65%以上増やした。

ディスプレーメーカーの三進(サムジン)LNDは、人間の感性に沿って調光・調色を変えられる先端LED(発光ダイオード)照明製品を2014年に開発して米国輸出を始めた。この会社は対米輸出を1年で160万ドル(2014年)から670万ドル(2015年)へと3倍以上に増やした。

携帯電話用のカメラモジュールを生産したMCNEXは、自動車のブラックボックス用カメラ会社に変身してベトナムなど新興国輸出で世界市場占有率5位の企業になった。昨年7-9月期までの累積輸出額は3351億ウォンで2014年全体輸出額(3422億ウォン)に迫った。