韓経:現代車、中国ディーラー1100人招待…「新車で中国市場奪還」

  • 2016年2月22日

現代自動車が20日、ソウル三成洞コエックスで、中国ディーラー代表など約1100人を招待して開催した「2016年北京現代ディーラー大会」本会議で、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代車副会長(前列右から4人目)ら出席者が今年の中国事業戦略と中長期商品およびブランド戦略などに関するテーマ発表を聞いている。(写真=現代車提供)

現代自動車が中国市場奪還に向けて積極的に動き出した。鄭義宣(チョン・ウィソン)現代車副会長は「中国内の最高ブランドに発展する」と宣言した。現代車の昨年の中国販売台数は5.1%減少した。中国に進出した2002年以降初めてだ。こうした雰囲気を新車などを前に出して転換するというのが現代車の計画だ。

現代車はこのため中国の主要ディーラーの経営陣など約1100人を韓国に招待し、中国ディーラー大会を開いた。鄭副会長が主管した。米国・ドイツ・英国など海外で開催されてきた中国ディーラー大会を韓国で開催するのは初めて。中国ディーラーに自負心を抱かせて中国市場での販売を増やすためだ。

◆中国ディーラー大会を韓国で初めて開催

現代車は中国現地合弁法人「北京現代」の主催で18日から22日までの日程で「2016年北京現代ディーラー大会」を開いている。行事には中国現地ディーラー代表と株主会社、役職員など約1100人が参加した。現代車の関係者は「今年は現代自動車グループの念願事業であるグローバルビジネスセンター(GBC)が本格的な開発手続きに着手する意味のある年」とし「中国の関係者にGBCを紹介し、グループの未来ビジョンを共有するために韓国で行事を初めて開催した」と説明した。

ソウル三成洞の(サムソンドン)のコエックスで20日に開かれた会議では、鄭副会長が現代車の未来戦略を紹介して、ディーラーに積極的な販売拡大を強調した。鄭副会長は「年末に完工する予定の常州工場など新工場の建設などを通じて、未来の中国市場に対応してブランドイメージも向上させていく」とし「現代車が中国内の最高ブランドに発展するためにディーラーの皆さんにもよりいっそうの努力してほしい」と強調した。

中国のディーラー代表らは行事期間、現代車の生産販売施設を見回り、会社の競争力を確認した。若い消費者向けのためにコエックスに設置した「現代車デジタルショールーム」を訪問した。現代製鉄唐津(タンジン)工場では現代車グループの垂直系列化によるコスト削減などシナジー効果に関する説明を聞いた。現代車の核心競争力の一つ、超高張力鋼鈑の開発現場も視察した。現代車の関係者は「中国のディーラー代表らはほとんど中国内の地域社会で経済力を持ち、世論を主導する人物」とし「この人たちに現代車ディーラーとしての自負心を植え付け、韓国文化に対する理解を高めることに焦点を合わせた」と説明した。

◆「新車発売とマーケティング強化でばん回」

現代車が中国のディーラーを本社がある韓国に招待したのは、中国内の販売減少が大きく作用した。現代車の昨年の中国販売台数は106万2826台と、前年比5.1%減少した。販売台数が減ったのは2002年に中国に進出して以来初めて。現代・起亜車の全体販売台数(167万8922台)も前年比4.9%減少した。

今年の実績見通しも明るくない。現代・起亜車の1月の販売台数は前年同月比21.9%減の12万4459台に終わった。昨年8月から増加傾向を回復した月間販売台数が今年1月にまた減少に転じた。現地の自動車消費が減少した中、中国自動車企業の販売台数が増えたからだ。

現代車は中国市場で販売台数を増やすための対策の準備に入った。今回のディーラー大会で現代車は中国市場の重点事業戦略として、新車発売、販売競争力強化、現場支援強化などを提示した。中国のディーラー代表らは行事期間、中国で今年発売される予定のジェネシスEQ900、新型アバンテ、ソナタハイブリッド、新型アクセントなどの新車に試乗し、性能をテストした。現代車は今年、中国に主力モデルの新車を発売するだけに販売台数が増えると期待している。

現代車の関係者は「中国のエコカー政策強化に合わせてソナタハイブリッドを現地で生産し、エコブランドイメージを強化する」とし「ディーラー教育を通じて販売力を強化し、各地域の消費者の特性を分析した販促で競争力を高める方針」と話した。

また、文化・スポーツマーケティングを継続し、ウィチャットやウェイボーなど中国の代表的なソーシャルメディア活動にも力を注ぐ計画だ。同社の関係者は「昨年に続き今年も販売および顧客満足度、各種品質調査で1位を維持し、ブランド競争力を強化する」と述べた。