韓経:<揺らぐ日中経済>再び転んだ中国輸出

  • 2016年2月16日

中国の先月の輸出が市場期待値を下回りながら1カ月ぶりに再び減少傾向へと転じた。輸出活性化のための人民元の切り下げ政策が特に効果を発揮できず、追加的な内需景気浮揚策が必要だという指摘が出ている。

中国関税庁は中国の1月輸出が昨年同期に比べ6.6%(人民元基準)減少したと15日発表した。中国の輸出は昨年12月に前年同月対比で2.3%増えて6カ月ぶりに増加傾向に戻ったが、1カ月で再び減少傾向に切り替わった。1月の輸出実績はブルームバーグ通信が集計した専門家たちの予想値平均(3.6%増加)にも至らない水準だ。先月の輸入もやはり前年同月対比14.4%減少し、専門家たちの予想(1.8%増加)を大きく下回った。中国の先月の輸出はドル基準でも前年同月対比で11.2%減少し、輸入もやはり18.8%減った。輸入が輸出よりも大幅に減りながら先月の中国の貿易収支は632億ドルの黒字で史上最高を記録した。

中国の1・2月の輸出入指標は、春節連休期間の操業中断などの影響で毎年大幅な揺れを見せた。したがって1月の輸出入実績だけでは中国の実体経済の動向を計るのは無理だというのが専門家たちの大まかな分析だ。

セイン・オリバーAMPキャピタル投資戦略部門代表はしかし、このような面を考慮しても1月の輸出不振は中国の実物景気が依然として不振の泥沼から抜け出せずにいることを示していると診断した。特に中国政府が昨年の下半期から輸出活性化のために人民元切り下げを断行した点を勘案すれば1月の輸出実績は残念なものと評価した。

ブルームバーグインテリジェンスのエコノミストも「グローバル需要の不振に中国の輸出が短期間で回復することは難しいように思われる」として「中国の実体経済の回復のためには財政支出拡大などの内需景気浮揚策が必要だ」と指摘した。