韓経:中国の低価格攻勢に…サムスン電子、LEDパッケージング事業縮小

  • 2016年2月15日

サムスン電子が発光ダイオード(LED)パッケージング事業を大幅に縮小した。中国の低価格攻勢で勝ち抜くことができないからだ。ただしLEDチップの生産は継続する。

14日、業界によればサムスン電子は昨年末に中国の天津工場内でLEDパッケージング生産ライン装備の相当数を中国企業に売却した。

サムスン電子は帳簿価と実際の売却価の差である数十億ウォンほどの売却損失を昨年10-12月の期財務諸表に反映したと分かった。サムスン関係者は「LEDパッケージングラインの老朽化した装備を売却した」として「残ったラインの一部は維持し続ける計画」と話した。

サムスン電子の天津パッケージング生産ラインは、韓国の器興(キフン)事業所で生産したLEDチップに電線をつないで基板につけ照明用やテレビ用バックライトなどに加工する作業を行ってきた。

サムスンは2010年にLEDを5大新樹種事業の1つに選定して育成してきた。サムスンLEDは2011年にサムスン電子に買収されるまで主にテレビ用バックライトを生産し、その後急成長していたLED照明市場に参入した。ここに、これまで1兆ウォン超を投入してきた。

だが国内では2012年にLED照明が「中小企業の適合業種」として縛られ、グローバル市場では低価格攻勢に出た中国企業と伝統の照明市場の強者であるゼネラルエレクトリック(GE)・オスラム・フィリップスおよびLED基礎固有技術を持つニッチやクリーなどに押されて意味ある占有率を確保することに失敗した。LED照明市場はニッチ・オスラム・GE・クリー・フィリップスの5強構図にMLS、エボライトなどの中国企業らが挑戦している。中国最大の企業であるMLSは最近、オスラム買収を試みることもした。テレビ用バックライト生産分野も技術発展によってテレビ1台に入るLEDが大幅に減りながら収益性が悪くなった。

サムスン電子はLED事業で赤字が続くと昨年10月に照明用LED完成品事業から撤退した。また昨年末の組織改編でLED事業部を事業チームに縮小し、人材を構造調整した。