韓経:タイにも抜かれた中国人観光客誘致=韓国

  • 2016年1月25日

タイが中国人観光客誘致競争で韓国を抜き、中華圏を除いたアジアで1位になった。

タイ観光体育部によると、昨年タイを訪問した中国人観光客は793万4791人と、前年(463万6298人)比71.1%急増した。その間、香港やマカオなど中華圏地域を除いてアジア最大の中国人観光客誘致国だった韓国の誘致実績(598万4170人)を191万人上回った。韓国がMERS(中東呼吸器症候群)事態などで停滞している間、タイがアジア1位になったのだ。

タイ政府は中国人観光客のおかげで昨年の観光売上高が前年比9%増の2兆4000億バーツ(約8兆円)、目標値の2兆3000億バーツを超えたと推定した。タイ国内の総生産(GDP)の10%にのぼる金額だ。

タイは中国政府がアジアで初めて自国民の海外団体観光を認めた地域だ。中国人の海外旅行初期の2006年、タイを訪問した中国人は103万人にすぎなかった。タイの政情不安定で2008年には96万人、2009年には70万人に減ったりもした。

タイ政府は2009年、観光産業を活性化するため、中国を含む主要観光客送出国の国民にビザ手数料を免除する制度を導入した。また、中国人団体観光客が指定の旅行会社を通じて旅行を申し込み、両国間の直航便を利用すれば、タイに到着してもビザの発給を受けられるようにした。タイはすべての海外観光客に6カ月間、回数制限のない入国を認めている。

またタイは中国観光協会と共同で旅行会社認証制を導入して中国観光客保護協会を発足させ、旅行会社とガイドの質を高めるなどの努力をした。その結果、中国人観光客数は2012年に270万人と国別集計で最多となり、2014年には460万人まで増えた。

タイ観光体育省のワタナブランクル長官は現地紙バンコクポストに「旅行の質の向上と新しい旅行地プロモーションのために中国政府と共同で努力している」とし「タイで撮影された映画2作品が今年、中国の劇場で上映されるだけに、より多くの中国人観光客が訪問すると予想される」と述べた。