「人民元から飛び火」した為替レート…5年6カ月ぶりのウォン安

  • 2016年1月15日

世界の証券市場の不安でウォンの為替レートが5年6カ月ぶりに最高値を記録した。14日ソウル外国為替市場で為替レートは9.40ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1213.ウォンで締め切った。2010年7月19日(1ドル=1215.60ウォン)後、約5年6カ月ぶりに最も高い水準だ。ウォン・円の為替レートもこの日100円=1031.54ウォンで取引を終えて13.70ウォンのウォン安・円高となった。

ウォン・ドル為替レートの急騰(ウォン安)は前日のニューヨーク株式市場に続きこの日、日本や韓国など主なアジア株式市場が下落しながら安全資産の選好現象が強くなったためという分析が出てくる。

日本の日経225指数は2.68%下落した1万7240.95で締め切った。取引中には4.35%急落して1万6944.41まで下がり1万7000ラインが崩れた。KOSPI指数も0.85%下落した1900.01で1900ラインにかろうじてとどまった。安全資産選好現象で日本円は取引場で1ドル=117.2円台で取り引きされて11カ月ぶりの円高ドル安となった。日本の10年物の国債金利(年0.19%)と中国の10年物の国債金利(年2.70%)も史上最低値に下がった(債権価格上昇)。

チョン・スンジ三星先物(サムソン・ソンムル)研究員は「人民元の為替レートが不安定な状況で米国の証券市場も当分変動性が大きくなると予想されるためウォン安が続くだろう」と展望した。